おしりで歩くだけで太もも、お尻、おなかがすっきりやせるって本当?
この記事では、すき間時間にできるおしり歩きのやり方、効果をまとめました!
この記事の目次
おしり歩きとは?
この記事で説明する「おしり歩き」は、床に足を投げ出して座り、おしり(座骨)を交互に動かして前後に移動することです。
とてもシンプルな動きですが、やってみると意外とハード。
おしり歩き、にはこの記事とは違うやり方もあります。
2018年7月26日の「主治医が見つかる診療所」で紹介された、小顔効果もあるお尻歩きのやり方は、別記事にまとめました。
おしり歩きの効果
おしり歩きをすると、次のような効果があります。
ウエストがくびれてポッコリおなかが解消する
おしり歩きでは、下腹の筋肉とおしり、腰まわりの筋肉が使われています。
外側にある筋肉だけではなく、
腸腰筋、骨盤底筋などのおなかから下肢につながっているインナーマッスル、脇腹にある腹斜筋が鍛えられます。
そのため、おなかぽっこり状態が解消され、ウエストのくびれもできます。
むくみの改善
おしり歩きをして、骨盤の周りを良く動かすと、
骨盤回りの血行、リンパの流れがよくなるので、下半身のむくみが解消されます。
おしり歩きをやってみると、
股関節がたくさん動かされることが分かります。
股間接にはリンパ節が集まっていますので股関節を良く動かすことも、下半身のむくみ解消になります。
下半身に滞留していた水分が老廃物が排出されると、その分、太ももやヒップがすっきりしますし、続けていくと、セルライトも軽減しやすくなります。
代謝が上がる
体幹のインナーマッスルを鍛えて、その分筋肉量が多くなると、
筋肉への血流量が増えるため、
、
体の奥から温まり、代謝が上がって、カロリーを消費しやすいやせ体質になります。
骨盤の位置を整える効果効果
骨盤は、足を組んだり、片足に体重をかけて立つなど、
普段の生活の中での動きで、ゆがみが起こりやすい場所です。
骨盤が歪むと、骨盤の中の血流が悪くなり、便秘や生理痛の原因となったり、
お腹やおしりに余分な水分、老廃物、脂肪が蓄積されやすくなります。
おしり歩きは、しっかり体重をかけながら左右交互に骨盤を動かすため、骨盤矯正の効果があります。
便秘の解消
骨盤がゆがんでいると
骨盤回りの内臓への血流が悪くなるだけでなく、
内臓の位置がずれることもあり、
そうしたゆがみが便秘の原因となっていることがあります。
おしり歩きでは骨盤矯正と、内臓を支える骨盤底筋やインナーマッスルが胃腸が正しい位置に戻ります。
またおしり歩きの運動が腸管への刺激になり、お通じが良くなります。
おしり歩きのやり方
まず、膝を伸ばして足を投げ出して座ります。
そこから、上半身はまっすぐに保ち
お尻を左右交互に前または後ろに出して進みます。
椅子に座ったときに、座面につく骨、座骨を使って床を歩くことをイメージして、
下腹を立てたまま行歩くのがポイントです。
お尻に皮下脂肪が少ない人は特に、座骨が床に当たって痛いことがありますので、
ヨガマットの上を進むとよいです。
体が固くて足を投げ出せない場合
おしり歩きをするには、膝を伸ばして足を投げ出した姿勢=長座をしますが、
体が固くて長座できない人もいます。
そういう人は、膝を伸ばして、足を投げ出し、下腹を立てて座ることができず、
お腹が落ちて背中が丸くなってしまいます。
これでは、インナーマッスルを鍛える効果がありません。
長座できない人は、
- お尻から膝にかけての太ももの裏(ハムストリングス)が伸びない。
- 体幹のインナーマッスルが弱く、骨盤を立てることができない
ので、
下腹(骨盤)をまっすぐに立てる
ことを優先し、膝を曲げてください。
おしり歩きを毎日継続すると、体幹部の筋肉が付いてきます。
また、ハムストリングスが十分に伸びないことについては、
電話帳や床の段差などのつま先を乗せ、床にかかとをつけるようにして、1分間そのままで立つ、
というストレッチが有効です。
最初は壁などに手を付けて体を支えるとよいです。
できれば、鏡で見て、腰が丸まっていたり、反対にでっちりなっていないかなどを確認してください。
下半身やせに効果が抜群のおしり歩きのやり方と効果は? まとめ
おしり歩きは、
とても簡単な動きで、
広い場所がなくてもできるのですが、
下半身の柔軟性や体幹の筋力がないと、
膝を伸ばしたまま足を投げ出して
座ることができません。
背中が丸まった状態では効果は半減です。
体が固い方は最初は膝を曲げていてOK.
ハムストリングスを伸ばすストレッチも並行して行う、
徐々に膝を伸ばしたまま
行うことができるようにしてください。