ワンタッチタイプではない、ダブルリング(二重カン・ニコイル)のキーホルダーに、厚みがある樹脂製のノンタッチキーを取りつける手順を写真付きでまとめました。
ノンタッチキーではなく、金属の2、3mm厚さの鍵なら同じ手順でさらに簡単に付けられます。
スプリットリングプライヤーなどの専用工具は使わずに、
家庭によくあるもの、もし、なくてもスーパーマーケットなどで安く購入できるものを使います。
この記事の目次
手では開かないダブルリング
キーホルダーと言えば、パチッとはめる、ストッパーが付いたタイプしか使ったことがなく、しかも数年間キーホルダーなしで生活していたので、今回初めてダブルリングにノンタッチキーを取りつけました。
今までキーホルダーなしでいたのは、マンションから最初に渡されたノンタッチキーのキーホルダーを取り付ける輪の部分がめちゃめちゃ壊れやすく、あっという間に割れてしまったからです。
最近、ノンタッチキーが壊れにくいタイプに変更されたので、
劇団四季「名古屋四季劇場」に「リトルマーメイド」を観に行った際に、アリエルのキーホルダーを買ってきました。

こういった、シンプルなダブルリング(二重カン、ニコイルともいうんですね)のタイプは初めて買ったのですが、
ところが・・・
いざ、取りつけようとしたら、このダブルリングがめちゃめちゃ固い!
爪なんかじゃぜったいに開かないくらい固い!
※この記事を書いて1年くらいたってから、家のカギが壊れて交換した時、工事に来た人がこのキーホルダーを手で空けようとしましたが、ガテン系の男性でも無理でしたよ。
『ダブルリング キーホルダー 付け方』などで検索すると
厚紙やつまようじを使う方法が出てきましたが、
厚紙やつまようじが折れそうなくらい固い!
しかも、ですね。
ノンタッチキーの取り付け部分は、かなりの厚みがあるんですよ。
これはちょっとやそっとの幅では、差し込むことができません。

そこで、
ミニドライバーセットに入っている、マイナスドライバーを使うことにしました。
ミニドライバーなら、組み立て家具に使ったり、何かのネジを締めたりするために、たいていのご家庭にあるのではないでしょうか。
なお、この記事では、以下プロセス写真で説明していますが、動画で見たい方はこちらの記事をどうぞ。

ミニドライバーセットのマイナスドライバーでダブルリングキーホルダーをつける
マイナスドライバーでダブルリングを開ける
ダブルリングの切れ目の部分にマイナスドライバーの、薄くなっている部分を「横から」入れます。

普通の金属の家の鍵を直接取り付けるならこれくらいのすき間の開け方でも大丈夫だと思います。
開いたすき間を広げる
今回は、ノンタッチキーに厚みがあるので、
マイナスドライバーの薄い個所を滑り込ませてから、軸まで押し込んで、幅を広げました。

そこにノンタッチキーの輪の部分を押し込みます。

(途中、元からダブルリングについていた貝殻型のチャームが少々じゃまなので、こちらもズラしながら作業)
ドライバーを外して鍵を完全に取り付ける
ノンタッチキーを奥にずらし、ノンタッチキーが外れないくらい奥まで入ったら、ドライバーを外します。

ノンタッチキーを、ダブルリングに完全に入るまでずらしていきます。

完了。
固いだけあって、
むりやりドライバーやノンタッチキーの輪を押し込んだあとでも、
クセがついて広がってしまう、ということはありませんでした。
ちなみに、キーホルダーからノンタッチキーを外すときも、同じように、すき間にマイナスドライバーの薄いところから差し込んで
ずらしてダブルリングを広げて、鍵をはずします
←先日、家のカギ自体を交換したときにマスターキーが変わったので外してつけかえました。
ダブルリングを開くための専用の道具もあります
ダブルリングのキーホルダーは、マイナスドライバーを使って、女性でもカギを取り付けることができます。
実は、ダブルリングオープナーとか二重リングオープナー、リングプライヤー
という専用の工具があるんですね。
これがたぶん、Amazonや楽天で手に入る一番安いタイプ。
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二重カンを開いている写真は商品ページに載っています。
ただし、レビューを見ると、このプライヤーは、使っていないときに閉じない
そうです。ただ、この上のクラスの商品、となるといきなり値段が高くなってしまうんですよねえ。
まあ、平やっとこやニッパーも閉じないものがけっこうありますので、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。
たまにキーホルダーをとりかえる、くらいなら、プライヤーまでは必要ないと思いますが、
アクセサリー作りなどで、しょっちゅうダブルリングを扱う人は持っていたほうがラクに作業できると思います。