2018年7月26日に放映された「主治医が見つかる診療所」で紹介された
埼玉県ふじみ野市にある、ライズライフスタジオ、ヨガ・ピラティスインストラクターのHacoさんの
「お尻歩き」について、やり方や効果を備忘としてまとめました。
股関節を中心とした身体の柔軟性のポイントはお尻。
「おしりグリグリ」「おしり歩き」という2つのエクササイズをすると、骨盤、股関節周辺がゆるんで整い、
- 体の柔軟性がアップする
- 猫背が改善する
- 小顔になる
のだそう。やり方はとても簡単です。
この記事の目次
おしりグリグリ・おしり歩きを指導したHacoさんとは?
Hacoさんは、主催するLitheLifeStudio(ライズライフスタジオ)で、「からだ美調律R」という、体を緩めて整えるオリジナルメソッドを指導しています。
番組で紹介された、おしりグリグリ、おしり歩きも、からだ美調律のメソッドの、基礎のひとつだそう。
https://lithe-life.info/media/
おしりグリグリのやり方
おもちゃのゴムボール
または
タオルを巻いたゴルフボール
床に座りお尻に力を入れたときできるくぼみのあたりにボールを当ててて、体重をかけて20秒間グリグリします。
「股関節」というと、体の前側の足の付け根(コマネチライン」をイメージする人が多いかもしれませんが、実際の関節はおしり側に近いところにあります。
いた気持ちいい程度の加減で行ってください。
おしり歩きのやり方
リラックスしてあぐらで座り、左右のお尻の、座ったときに床につく骨=座骨で「歩く」イメージで左右に体を揺らします。
左右20回行います。
次に、
体を前に倒して5秒
体を後ろに倒して5秒
背中を丸めずに、骨盤ごと倒すように上半身を倒します。
足を組み替えてもう1セット同じように行います。
これらの動きをできるだけゆっくりと行います。
スタジオにいる医師の1人から、「おしり歩きを長時間やると坐骨神経津を起こすこともあるので注意」という指摘がありましたが、実際、フローリングの上でやってみたら結構、おしりが痛かったので、ヨガマットを敷いた方がいいと思います。
おしりグリグリ・おしり歩きの効果:柔軟性アップと猫背の改善
おしりグリグリ、おしり歩きをすることで、股関節周辺がゆるみ、立位体前屈や、長座での前屈が前に行くようになり、骨盤が立った状態になることで猫背が改善するそう。
骨盤がこのように倒れていると、連動して猫背になっているので、骨盤の位置が整うと猫背が改善される、ということなんですね。
おしりグリグリ・おしり歩きで小顔になるのはどうして?
Haco先生の説明は、おしりグリグリ・おしり歩き全身からムダな力が抜けて顔をすっきりさせる、というもの。
スタジオで実際におしり歩きを体験した丁医師は、「むしろ首の周りの筋肉が引き締まるのではないか?」とコメントしていました。
Haco先生の「おしり歩き」のやり方と効果 まとめ
このエクササイズが紹介された時の、体の柔軟性とは、立位体前屈や、長座での前屈で計れるものなので、
主に、ハムストリング(裏もも)の柔軟性に左右されるものだと考えられます。
ハムストリングが固いことで、腰痛の原因になるとも言われていますし、裏ももの筋肉は股関節周辺につながっているので、
無理にぐいぐい、前屈をするよりもおしりグリグリ、おしり歩きで股関節を緩めると前に行くようになる、というのは理解しやすいです。
猫背に関しても、骨盤がこのように傾いていることで、猫背につながる、というのもつながりは理解できます。
ただ、小顔に関しては、股関節を緩めるだけで、顕著な効果があるのかな?というのはちょっと疑問が残りました。
番組で青木さやかさんのビフォー、アフターも、言われてみたらすっきりしたようにも見える?くらいでしたし。
もちろん、全身の血流が良くなり、顔がむくんでいたのがすっきりする、などの効果もあると思います。
いずれにしても、1日10分足らずのエクササイズで、「いた気持ちよいい程度」を気をつければ危険もなさそうなので、ためしてみるといいかもしれません!
2019年3月に本も出版されましたね、
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ところで、一般に「おしり歩き」というと、この「ゆれる吉祥のポーズ」っぽい形ではなくて、長座で行うことが多いです。
そのやり方もまとめていますので、読んでみてください。