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『ひもしばりダイエット』のやり方・効果、危険性は?

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脚をひもで縛って寝る、『ひもしばりダイエット』

下半身痩せの効果があるそうなのですが、でも足を縛って寝るなんて、なにか危険なこともあるでは?って気になりますよね。



ひもしばりダイエットとは?

『ひもしばりダイエット』は、

礒谷式力学療法という、股関節を調整する方法をもとにしており、

科半紙や瀬だけではなく、さまざまな健康効果がある「ひもしばり健康法」として本も出ています。

ひもしばりの効果とは?

『ひもしばりダイエット』の説明によると、普段の生活の中で

片足に体重をかけて立つ
脚を開いて長時間座る
脚を組む

といった習慣から、股関節のズレが生じます。

股関節がズレていると下半身の血流が悪くなり、

内蔵機能が低下したり、全身の冷えにつながったりします。

また血流やリンパの流れが悪くなった箇所は代謝が落ち、

水分や老廃物もたまりがちになるので、下半身太りの原因にもなります

『ひもしばりダイエット』の方法で、膝の上(慣れたら膝の下、くるぶしの上も)を縛るだけで、

股関節のズレが調整され、血行が良くなって冷えが解消する→代謝がアップして下半身痩せする

というのが『ひもしばりダイエット』の効果である、とされています。

ひもしばりダイエットのやり方

最初は一箇所を縛ることから始める

初めてひもしばりダイエットをやる人は

膝の上一箇所をしばることから始めます。

紐の中央を膝の上に当てて、後ろで交差させ、ぎゅっと締めます。

2回巻いて(緩まないように必ず2回巻きます)、上で結び、紐が長く残っている方に向かって結び目をずらして蝶結びにします。

長さが足りなければ片結びでもいいです。

蝶結びか片結びにしておけば、夜中にトイレに行くときなど、片手で引っ張ればほどくことができます。

この状態で仰向けになって寝ます。

キツイ、と感じたら膝を少し立てたり、膝の下にクッションを入れたりして調節します

寝ている間には、脚を縛ったまま横向きになってもかまいません。

股関節が調整されてくると仰向けのまま寝ていられるようになるそうです。

慣れたら3カ所縛る

一箇所しばりに慣れたら、

膝上、膝下、くるぶしの上

の三カ所を縛ります。

縛り方の要領は同じです。

日中もひもしばり

一箇所縛りは、膝上を縛りますので、スカートをはいているときなどは人目につきません。

長時間のデスクワークや乗り物で長時間移動するときなど(自分で車を運転するとき以外)は

膝上を縛って脚が開かないようにするとよいそうです。

ひもしばりの疑問「安眠できないのでは?」

ひもしばりダイエットで、脚を縛って仰向けで寝ると

寝返りができず、安眠できないのでは?

という疑問が出てきます。

『ひもしばりダイエット』考案者の奥村さんは、

股関節のズレや、それによる左右の足の長さの違いがあると、

その状態での寝やすい姿勢を探すので仰向けでは寝ていられない、

ひもしばりで、股関節が適切な位置になればあおむけの状態で眠れる

と説明しています。

むしろ、体のどちらかが下になっていたりうつぶせになって膝が曲がっていたりという寝相は、

股関節の血管が圧迫されていてよくない、といいます。

体の向き、という点については、
ひも縛りをしていても、横向きになる程度の寝返りは打てる、とのこと。

寝ている間に動くのは体を調整しているのではなく、
体をゆがめている、
という説明は、

他にもそう言っている整体師さんがいました。
(そちらの整体院は磯谷式ではありませんが、脚を縛って寝ることを勧めていました)

ひもしばりの疑問「血行が悪くなるのでは?」

ひもしばりで縛っているのは膝の上下と、くるぶしの上で

関節の真上ではないので、

ここを伸縮性のない、幅の広い紐で縛る分には血行不良になることはないそうです。

ひもしばりの疑問「いざという時危険では?」

うーん。。。これは、

そうかもしれません。

縛っている、という感覚はあるので、トイレに行くので目が覚めた、という場合は、ほどいて立つでしょうが、

地震や火事などであわてていると、

縛ったまま立とうとして転倒したり、ほどけなくて逃げ遅れる、

とうことがないとは限りません。

そこがどうしても気になる方は起きている間だけにしたほうがいいと思います。

ひもしばりダイエットのやり方・効果、疑問点 まとめ

危険性、ということでは
ひもしばりを勧めている方(磯谷式でない人も含めて)
の説明では、

脚をしばって仰向けに寝ていることによる害はない

縛ることによって血行不良になることはない
(ひもの素材や太さに注意は必要です)

ということでした。

その辺りは信じるかどうか、という話になってしまいますよね。

一方、

しばって寝ていると災害などで逃げるときに危険、という点についてはそのリスクはあると思われますので、

そこが気になる人は縛って寝ないで起きている間(デスクワーク中など)だけにした方がいいと思います。

それから、礒谷式力学療法のサイトを読んでいた中で、

股関節がズレる理由として、

先天性のもの以外に、

赤ちゃんの時のおむつの当て方や、生活習慣、スポーツなど、

後天的な原因があげられていたのですが、

最後に「股関節のゆがみは遺伝する」とあったのには、疑問があります。
原因の大半が後天的なものなら、遺伝するということはないですよね。

ただ、歩き方などは、子供は親をまねるので、体の使い方が似た結果、ズレも似ている、という可能性はあります。

そんなこともあって、

磯谷式どうなのよ?

と思ってしまったのですが、

他の系列の整体師さんの中にも、膝の上下を縛って寝ることで股関節が調整できる、

としている人はいますので、

少なくとも、この方法については

血行を良くする、体を温めるなどの効果はあるのではないかと思います。

参考にしてみてください。




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