朝のニュース番組で
ナスの語源については
夏の実、栃木県那須地方、看護師
の三択が出たことで、
話題になっていますが
正解はどれ?
ナスの語源は?
ナスの語源で有力な説は
なすびになり、
室町時代の宮廷の女官の言葉で
「おなす」と呼んでいたことから、
なす
と呼ばれるようになった、というもの。
他にも、
夏味(なつみ)から転じた、
中が酸っぱい実、といことで中酢実(なすみ)と
呼ばれていた、
などの説があります。
![ナス 語源](https://verafan.com/wp-content/uploads/2016/08/ba0eb2458b715bd0ad5de9d9b324976c_s.jpg)
三択に入っている
看護師って何・・・?
と思いましたが、
これは英語のナース(nurse)の
ダジャレでぜんぜん意味はないですね(笑)
栃木県の那須はなぜ「那須」?
一見、野菜の茄子とは関係ありそうでいて
語源ではなかった
栃木県の那須地方ですが、
では、なぜこのあたりを「那須」というのでしょうか?
地名の由来については複数の説があり、
この辺りを流れる那珂川(なかがわ)の中洲から来ている、という説
アイヌ語で、野を意味するヌブと裾野を意味するシュタという言葉があり、
ブとタは、五十音表記だとこうなりますが、
実際には母音がない、飲み込むように発音される音で
ヌブ+シュタは、ヌシュと聞こえるため
そこからナス=那須になった、とする説
などがあります。
茄子(ナス)の語源とは?「夏の実、栃木県那須地方、看護師」 まとめ
ナスはもはや日本の野菜のように扱われていますが、
原産地はインドの東で、
日本には奈良時代ごろ、
中国、朝鮮半島、東南アジアの3つのルートから
入ってきた、と言われています。
中が酸っぱい実、という意味だ、という説には
「ナスって酸っぱいか・・・?」と
疑問がありますが、奈良時代の日本人の味覚は
違ったのでしょうか?
アクの渋みはありますが、それと「酢」は
違うと思うんですけれど。