2018年7月20日のNHK「ごごナマ/きわめびと」で放送された「顔下半分トレーニング」の方法を備忘のためまとめました。
モダイオラスと咬筋のマッサージすることで、下半分を引き締めて、美人に見えるバランスになり、ほうれい線も消せるのだそう。
この記事の目次
美人に見える顔下半分のバランスとは?
テレビのビューティー特集などにも登場する歯科医でデンタル美顔プロデューサーの是枝伸子医師は、幼いころから自分の顔にコンプレックスを持っていて、
「生まれつきの美人と言われる女性に勝つには?」と考え、研究を始めたそうです。
是枝意思が、2000人以上の女性の顔を計測し、データを分析した結果、「美人」と言われる顔には、
あるバランスがあることが判明しました。
美人顔に見えるバランスとは?
1.眉から鼻までの長さと、鼻下からアゴ先までの長さが、1対1か、下の方が少し短いくらい
2.鼻下から唇ラインまでと、唇ラインから顎先までが1対2
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目の大きさとか形とか、いろいろ好みがあるかもしれませんが確かに、若々しく「きれいだな」という印象に見えませんか?
反対に、正直「美人」ではないな、と思われてしまう女性の多くは、顔の下半分の長さが長くなっている、という傾向があったそうです。
そして、その原因は顔下半分が、加齢や、顔の筋肉の凝り・あまり使われていないなどの理由でたるんでいること。
顔下半分のたるみは、毛穴が開く、ほうれい線が目立つということにもつながります。
顔下半分トレーニングとは?
顔下半分トレーニングは、是枝医師が考案した、顔の下判分を引き締めるトレーニング法なのですが、特徴は、
1.まず、マッサージによって、凝り固まってしまった筋肉をほぐし、
2.そのあとでトレーニングをする、
という二段階になっていることです。
顔のエクササイズには顔ヨガなどほかにもありますが、実は思っているよりも顔の筋肉は凝っていることが多く、その状態では顔ヨガやエクササイズをしてもなかなか効果が出にくいのだそうです。
顔下半分トレーニング【マッサージ篇】
モダイオラスマッサージ
「モダイオラス」とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
顔の筋肉のほとんどが集まっている結節で、口角結節(こうかくけっせつ)ともいいます。
モダイオラスは、固く凝ってしこりになっていることが多く、
フェイシャルエステなどでも、このモダイオラスを緩めることがお手入れのポイントになっています。
マッサージの方法は、
1.右手の親指を口に入れ、左頬の内側から、口角の横とほうれい線の延長線上の交差点=モダイオラスにあてます。
2.親指と頬の外側にある人差し指でモダイオラスをはさむとコリコリした感じがしますので、そこをはさんだまま、20回右回し、20回左回しにします。
右側は左手で行います。
咬筋のマッサージ
咬筋の場所は、
両方の4本の指を、頬骨の下のくぼみ(フェイスライン)を覆うように置き、奥歯をぐっとかみしめたときに
ぽこん、と盛り上がってくる部分です。
顔下半分トレーニングでは、モダイオラスと同じように、口の中からマッサージします。
1.右の人差し指を口の中に入れ、左の頬骨に当たる部分に当てます。
2.親指と外の頬の側にある人差し指ではさんで、20回右回し、20回左回しにします。
右側は左手で行います。
職場のデスクなど、手を口の中に入れられない時にはその方法がいいかもしれませんね。
顔下半分トレーニング【トレーニング篇】
モダイオラスと咬筋のマッサージは即効性があり、テレビ番組のスタジオでも、その場でリフトアップした効果が出ていましたが、これだけでは持続しませんので、筋肉を鍛えるトレーニングをします。
チークアップ
1.目じりの下に人差し指を水平に当て、
バーベルを持ち上げるようなイメージで頬を持ち上げながら「あー」と発声します。
2.人差し指を目頭の下に当て、「いー」と発声します。
3.人差し指を鼻の横に当て、ほうれい線を持ち上げるように意識し、眉間にしわが寄らないようにしながら「うー」と発声します。
以上を、各20回ずつ行います。
チュートレ
上唇を突き出し「ぴよぴよ」と発声します。下唇を動かさないようにして上唇だけを細かく動かしながら20回行います。
モダイオラスと咬筋のマッサージ・トレーニングでほうれい線もたるみも消える!顔下半分トレーニングのやり方 まとめ
全部行っても3分~5分くらいですが、1回でもリフティングの効果が出ますし、
1週間続けるとかなりはっきり違いが出るのが、顔下判分トレーニングのすごいところですね。
メイクでは、微笑んで盛り上がる場所その場所よりも気持ち上部分にチークを入れ、
上唇のラインを少しオーバー気味に取って、鼻の下の距離を短く見せるのが、「美人」に見せるコツ。