チョコレートを食べると
紫外線対策や美白効果がある、
ってホント?
この記事の目次
チョコレートの紫外線対策・美白効果とは?
チョコレートの紫外線対策や美白効果は
カカオポリフェノールと
カカオプロテインによるもの。
植物の持つ化学物質、ポリフェノールは
植物自身を紫外線やウイルスなどから守る
働きがあります。
人間がポリフェノールを食べ物として取り入れた場合
強い抗酸化作用があり、さまざまな美容・健康効果が
期待できます。
紫外線によるダメージからの回復も
その一つです。
チョコレートには原材料となるカカオに
カカオポリフェノールが含まれています。
食品抗酸化成分について研究している
徳島大学・寺尾純二教授によると、
、
カカオポリフェノールは、紫外線による炎症やシミの生成を抑え、
皮膚の細胞周辺の血流を改善し、
細胞の新陳代謝を活発にするそうです。
また、カカオプロテインは食物繊維と同じような難消化性の性質があり、腸内細菌のエサとなって善玉菌を活性化します。
そのため、チョコレートは
便秘解消やダイエットに効果があるといわれていますが、
腸内環境を整えることで、
肌の新陳代謝も促されます。
紫外線対策によいチョコレートとは?
カカオポリフェノールとカカオプロテインに
紫外線対策効果があるということですが、
チョコレートならなんでもよいわけではありません。
有効成分である、
カカオプロティン・カカオポリフェノールが
できるだけ多いチョコレートを選ぶ必要がありますよね。
目安としては、
カカオ成分70%以上のハイカカオチョコレート
(ブラックタイプのビターチョコレート)です。
チョコレートの糖分が心配・・・
ハイカカオチョコレート、といっても
まったく甘みがついてない、ということはまずないので
美肌のために食べるのに
糖分が入っているのは気になる
という人もいると思います。
気になる方は、価格は高くなりますが、
糖質制限ダイエットや糖尿病治療中の人のために
作られた、ドクターズチョコレートや、
低GIのアガペーシロップを甘味料として使っている
チョコレートを選ぶとよいでしょう。
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チョコレートとにきびの関係は?
チョコレートを食べると
ニキビができる、というイメージって
ありますよね。
チョコレートがニキビの原因になる、
とされるのは、
チョコレートの糖質・脂質が、
皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を増やすと
感がれらえるためです。
チョコレートの主原料である
カカオに含まれる脂質は
主にステアリン酸・オレイン酸・パルミチン酸の3種です。
- ステアリン酸:抗菌作用
- オレイン酸:コレステロール値を下げる
- パルミチン酸:ビタミンAを安定させ、皮脂の分泌を抑える
となっており、美肌によって良い作用があるんですね。
ニキビの原因となってしまうのは、
チョコレートに使われている砂糖と、
ミルクチョコレートに入っている乳脂肪分です。
ですから、紫外線対策・美白が目的で
チョコレートを食べる場合は、
乳脂肪分が使われていない、
ブラックチョコレートを選びましょう。
砂糖は、他に甘いものを食べたり、
チョコレート自体を食べすぎなければ
よいのですが、
気になる場合は、上でも紹介した、砂糖不使用
(エリスリトール、アガペーシロップ等使用)
のチョコレートにしましょう。
1日にどれくらい食べればいいの?
カカオポリフェノールの効果を得るためには
カカオ含有量70%以上のハイカカオチョコレートを
1日に25g食べるのが適当、
だそうです。
板チョコが1枚50gなので1日にその半分、
ということになりますね。
ハイカカオチョコレート100gに含まれる
カカオポリフェノールの量は840㎎なので、
25gのチョコレートで210㎎摂れることになります。
ポリフェノールの理想的な摂取量は、
1日約1500mgとされており、
25gのチョコレートでは
その7分の1のポリフェノールを摂ることができます。
ポリフェノールはカカオだけではなく、
緑茶、大豆、赤ワイン、コーヒー、トマトなどにも
含まれていますので、
これらの食品を合わせて
1日の摂取量になればいいわけです。
食べて美白・チョコレートが紫外線対策になる? まとめ
チョコレートには太る、ニキビができる、
というイメージがありましたが、
最近はチョコレートが持つ、
さまざまな美容健康効果に注目が集まっています。
チョコレートの主原料、
カカオに含まれるカカオポリフェノールとカカオプロテインには
紫外線によるダメージを防ぐ効果があり、
美白、美肌効果が期待できます。
そのためには、カカオ成分が多い、
ハイカカオタイプのチョコレートを選ぶことが大切。
また、砂糖や乳脂肪分の摂りすぎは、
やはりにきびなど他の肌トラブルの原因となりますので、
ブラックタイプのものを選びましょう。