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角栓がごっそりとれるゼラチンパックの効果と失敗しないやり方は?

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お菓子作りに使うゼラチンと飲む牛乳で作るゼラチンパックが
気になる顔の角栓をごっそりとる、と話題になっています。

※今回記事でご紹介するのは「角栓を除去するためのゼラチンパック」です。
ゼラチンパック二は保湿目的のものもありますので、それはまた別記事にまとめたいと思います。

オイルクレンジングでは取れない角栓

角栓は毛穴に詰まった古い角質や皮脂ですが、70%は角質=たんぱく質です。

そのためオイルクレンジングで溶かし出すことはできません。

ゼラチンパックのやり方は?

ゼラチンパックは、ゼラチンの固まる性質を利用して、角栓をくっつけて取り去る、というパックです。

「ヴィクトリアズ・シークレット」のモデル(エンジェル)カーリー・クロスは、日本製の「ビオレ毛穴パック」を使っていたそうですが、現在は自作のゼラチンパックを使っている、と雑誌のインタビューでコメントしたことから広まりました。

メインの材料であるゼラチンは肌と同じたんぱく質ですし、
その他に加える材料は牛乳だけで、どちらも口に入れられるのでその点では安心ですね。

ゼラチンパック

◆ゼラチンパックの材料

牛乳 大さじ1.5

ゼラチン 大さじ1

◆用意するもの

耐熱容器

大きめの刷毛

電子レンジ

◆ゼラチンパックの作り方と使い方

牛乳とゼラチンを耐熱容器に入れて混ぜ、ラップはしないで電子レンジ500wで10秒加熱します。
レンジから取り出してペースト状になるように混ぜます。

ゼラチンが温かいうちに手早く刷毛でパックしたい箇所に塗ります。冷えるとどんどん固まってしまいます。

そのまま15分程度置き、パックが完全に乾いたらそっとはがします。

ゼラチンには水分を吸収する性質がありますので、パックをはがしたら冷水で毛穴を引きしめ、
化粧水・乳液でしっかり保湿ケアをしてください。

ゼラチンパックで失敗しないコツは?

1.ゼラチンをゆるめすぎない

ゼラチンの濃度が低すぎると固まりません。
ゼラチンと牛乳を混ぜ、レンジにかける前の段階ではボロボロしているくらいの固さがちょうどよい量です。

(某まとめサイトで、水150mlにゼラチン小さじ1ローズマリー、というレシピが紹介されていましたが、
これは保湿のためのパックで、毛穴の角栓をとるためのものではありませんので注意。

同様に、蜂蜜を混ぜたゼラチンパックもぷるぷるのまま固まらなくなりますから、
保湿にはなりますが、角栓は取れません。

2.やけどに注意

レンジで加熱する際、熱くなりすぎないように注意してください。
熱すぎたら少し冷ましてから肌に乗せましょう。

ゼラチンパックは危険?

ゼラチンパックが危険、というよりも、
角栓を取り除くためにはがすタイプのパックを使うことが肌にとってOKか、NGか、という議論はずーっとありますよね。

ゼラチンパックも、はがした後のゼラチンを見ると、
細かい産毛や角質もとれているのが分かるので、

皮膚の表面を多少なりともはがしているのは確かです。

ゼラチンパックブームのきっかけになったモデルのカーリー・クロスさんは白人系のアメリカ人ですが、
欧米人(白人種)は表皮層が日本人よりも厚いんです。
知り合いの美容家さんが、欧米のエステではパックやマッサージの前に、必ずゴマージュやスクラブをすすめられる、と話していましたが、そうしないと欧米人の肌には美容成分が浸透しにくいのだそうです。

欧米の女性よりも表皮層が薄く、きめ細かい肌の日本人女性がはがすタイプのパックを使う際には、
使用頻度が多くなりすぎないようにして、アフターケアもしっかりとする必要があります。

まず、ゼラチンパックの前には、ホットタオルで毛穴を開かせ、スムーズに角栓が撮れるようにします。

そして、毛穴から角栓を取り除いただけでは毛穴は開いたままになってしまいます。
パックをはがしたら、冷水か収れん作用がある化粧水で毛穴を引きしめ、
その後は保湿をすることで肌をふっくらさせましょう。

角栓がごっそりとれるゼラチンパックの効果と失敗しないやり方は?  まとめ

はがすタイプのパックは、取れた角栓が見えるので「やった」感があるのですが、
ゼラチンパックは使う材料こそ、食べ物で安心できるものの、
はがすことによる刺激はやはりあります。

頻繁にやらないように、またはがした後のお肌のお手入れも念入りに行ってください。




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