健康

麻疹・風疹の抗体価を調べてきました

私は子どものころ、水ぼうそうに罹ったことはありますが、麻疹と風疹は、罹っていませんでした。


麻疹・風疹のワクチンを受けたことはあるのですが
「1回摂取では抗体が獲得できないんことがある」
「1回摂取では7、8年で抗体値が低減する」
と聞いたので、


2016年秋に麻疹と風疹の抗体値を調べてもらったときのことをまとめています。


後にも書きますが、
抗体値検査⇒抗体値が足りないからワクチン接種、
というプロセスを経ると、1、2週間くらいかかってしまいます。ご家族が妊娠ししている、ワクチン接種可能年齢前の乳幼児がいるなどの場合は、抗体検査はとばしてワクチンを受けたほうが良いです。
自治体によって、抗体値が基準より低いことがワクチンの費用補助の条件であることが多い(うちの区もそう)ですが、そこはお金には代えられないと思います。



2016年8月9月の麻疹騒動


私が「麻疹、風疹の抗体値」を気にしたきっかけは、2016年9月の麻疹に関するニュースです。


2016年8月、千葉県幕張市で開催されたアメリカの人気歌手、ジャスティン・ビーバーのコンサートに


麻疹を発症した(39℃以上の発熱、発疹)男性が来場したことが報じられ、


9月には関西空港の職員に麻疹の集団感染がおこり、
10月の時点で、麻疹の罹患者は
前年の年間患者数の4倍を超えている、といった報道がありました。


麻疹も風疹も、
昔は1度ワクチンを接種すれば抗体は生涯有効とされていましたが


2007年の麻疹流行時に、1度では抗体が形成されていない人がいることや、


抗体ができても、長時間、病原菌にさらされてないと抗体価は低下するということも分かってきました。


自分は、麻疹の予防接種は一度受けただけなので、


もしかすると抗体がなかったり低くなっていたりする可能性もある、と気になりはじめました。


2018年5月追記
私は住んでいる自治体の補助の条件に沿って抗体検査をして、もし基準よりも抗体か低かったら予防接種を受ける
というプランで臨みましたが、抗体検査は、その場で結果が出るわけではなく1週間程度かかります。
また、ワクチン接種後、予防効果が出るまで2週間くらいかかります。



ある地域で、麻疹を発症した人が何人も出ている、といったニュースがある状況で


過去に羅患したことが確実でない

ワクチン未接種または1回接種で近年の抗体値が不明

家にまだワクチンを接種していない小さな子供がいる

麻疹を発症した人がいる地域に仕事などで行かなければならない


などの方は、抗体検査を飛ばして、ワクチンを接種した方がいいかと。


自分がどの病気にかかったかの履歴や、予防接種の履歴は、もし、母子手帳が残っていたらそちらを確認するのがいいでしょう。
お母さんに訊いてもよいですが、記憶違いもありますので。


医療機関によっては、抗体検査をしないとワクチン接種をしてくれないところもありますが受け付けてくれるところもありますので、電話などで確認してみてください。


風疹と麻疹の予防接種の定期接種状況


風疹
自分は


昭和37年4月2日~昭和54年4月1日以前生まれの女性


に相当します。


中学生の時に、女子だけが風疹の予防接種を受けていた時代です。



麻疹の予防接種は、
昭和45年(1970年)から任意接種となり、
昭和53年(1978年)からは定期接種として1回、
平成17年(2006年)からは定期接種として1才、小学校入学前の2回

となっており、私は任意接種の時代なのですが、


母親に確認したところ、小学校入学前に受けた、ということでした。(この時代には珍しくムンプス=おたふくかぜの予防接種も受けているらしい)


私と同世代の人は、はしかについては予防接種を受けていない人も多いのですが、そのために逆に子どものころにはしかに罹って免疫ができている人もいるようです。


まなみ
まなみ
麻疹事態に感染したらほとんどの場合免疫は獲得できますが(免疫獲得しにくい人もいる)、だからといって本当に病気になるのは非常につらいし、場合によっては命の危険もあるのでまず予防しましょう。


抗体値検査、予防接種の受け方


お住いの自治体の補助対象に当てはまらない年齢、性別の場合は、直接、行きやすい場所の内科クリニックなどに「風疹、麻疹の予防接種を受けたい」むねを問い合わせてください。




自治体により、妊娠を希望する女性と配偶者に対して抗体検査やワクチン接種の補助をしている場合があります。


私が住んでいる区では18才~49才の女性については

  • 風疹のみ抗体検査無料
  • 麻疹も同時に抗体検査を受ける場合は2190円の自己負担(補助がなければ6000円くらいだそうです)
  • 抗体価が低かった場合、風疹ワクチンまたはMRワクチンの接種が無料


という補助がありました。


区のサイトに風疹抗体検査、ワクチン接種に対応している医療機関のリストが掲載されているのでその中から自宅に一番近いクリニックを選んで電話をかけてから行きました。


クリニックの受付では「生年月日と住所がわかるものを提示してください」と言われましたが、これは保険証でOKでした。


そして、区への申込書に記入します。


なぜ、風疹だけ抗体検査が無料なのか分かりませんが、突き詰めれば「予算」の問題だと思います。


妊娠中に風疹に罹ると流産、早産の可能性がある他、赤ちゃんが、先天性風しん症候群により難聴、白内障、心奇形などの障害が出ることがあるのですが、


麻疹ではそうした障害は出ないそうです。


でも、麻疹に罹患したら赤ちゃんや幼い子どもだけではなく、場合によっては大人も重症化して、死亡することがあります。
特に、妊婦さんの死亡率が高くなるとか。


また、その時は回復しても亜急性硬化性全脳炎(SSPE)といって、数年後に
「診断確定後数年で機能廃絶あるいは死に至る難病」を起こしてしまうこともあり、とても怖い病気なんです。


参考URL http://prion.umin.jp/guideline/guideline_sspe.html


私は、風疹抗体検査は無料で、麻疹は2190円の自己負担をして、両方の検査を受けました。


検査は採血だけなのですぐに終わります。結果は1週間後に受け取りに行くことになっていました。


抗体検査の結果


検査結果は

風疹 麻疹 抗体価

麻疹(EIA価) 21.8

風疹(HI) 512倍


ワクチンの接種が必要とされる基準が

麻疹 8未満
風疹 16倍以下


となっているので、桁違いで基準値を上回っていますから
ワクチンの接種不要、となりました。


これで、一安心です。


ですが、これだけしっかり抗体価がある、ということは、


症状が出なかっただけで感染していた(不顕在感染)可能性もありますね・・・


麻疹、風疹に罹ったかな?と思ったら


麻疹も風疹も、主な症状は


発熱と発疹


です。麻疹の方が高熱が出やすい、症状が出ている期間が長い、などの違いもありますが、


症状の出はじめには素人には区別がつかないでしょう。


どちらも発症したら治す薬はありません
症状が消えるまで栄養と水分を摂りながら安静にしている他ありません。


しかし、特に大人が発症すると症状が重くなったり合併症を起こしたりするリスクもあるので、病院で診察を受けた方がいいでしょう。


ただし、


いきなり行くと、病院で、他の人にうつしてしまう可能性があるので、


病院に行く前には必ず!電話をしてください。


病院側で、入り口を分ける、診察室を分ける、といった対応をするはずです。


そして処方された薬は、出された期間きちんと飲みましょう。

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