ゆで卵をむくときに、
殻の内側に白身がついてボロボロになってしまう
と残念ですよね。
卵サラダサンドにするなら潰して使うのでいいのですが・・・
そこで、ゆで卵をつるん、
と簡単にむく方法をまとめました。
どうして殻の内側に白身がついてしまうの?
卵の白身には、
親鶏の体内でできた二酸化炭素がたくさん含まれた
状態になっています。
卵をゆでると、
卵の中の二酸化炭素が温められて、
ふくらみ、
白身を殻に押しつけるので、
殻の内側の卵殻膜と白身が
くっついてしまう、と考えられています。
新しい卵ほどくっつきやすい
卵に含まれる二酸化炭素は生みたて卵に
最も多く含まれ、
保存している間に、
卵の表面のたくさんの小さな穴から
抜けてだんたん減っていきます。
冷蔵庫で保存しているなら、
買ってから4、5日おいてから
茹でるとむきやすくなります。
新しい卵でもむきやすくするには?
私がやっている方法は、
1.卵の丸い方にひびを入れる
2.茹で上がったらすぐに氷水にとって冷やす。
の2つです。
卵の丸い方には
「気室」というすき間があり、
ここにひびを入れておくと
茹でている間に二酸化炭素が卵の外に
出て行って、
殻に押し付けられにくくなります。
また、茹でたらすぐに冷やすと
卵がわすかに縮んで、殻から離れやすくなります。
↑
これはどちらか一方でもいいみたいですが、
慎重を期して両方やっています。
殻にひびを入れるときには、
卵をもって流しの角などに当てるのは
力加減が難しいので
カレースプーンなどでコツン、
と叩くとよいです。
卵殻膜まで破ってしまうと
茹でている間にヒビから白身が
流れ出てしまうので、
外側に殻だけを割るようにします。
氷水で冷やしたら、
さらに冷蔵庫でしばらく冷やしておくと
向きやすいように感じます。
より簡単にむく方法
テレビ番組「この差ってなんですか?」
で、もっとも早くきれいにゆで卵の殻をむける
方法は、
「プラスチックの容器にゆで卵を入れて
振り、殻に日々をたくさん入れてから剥く」
でした。
これ、プラスチックの容器を使わなくても
「両手のひらでゆで卵を転がして、
細かく殻にひびを入れる」
でも同じようにできます。
茹で方でも差が出る!
卵を茹でる時の水と卵の温度によっても
剥きやすさに差が出るそうです。
1.冷蔵庫から出したての、冷たい卵を
沸騰したお湯に入れて茹でる
お湯が沸騰したら弱火にして、
冷たい卵を入れて茹でます。
火加減は卵がふつふつと軽く動く程度で
普通の固ゆで卵で10分間。
2.室温に戻した卵を水から茹でる
室温に戻した卵を水に入れて
強火にかけ、沸騰したら弱火にします。
普通の固ゆで卵で、水に火を付けてから11分間。
※卵の大きさによっても茹で時間は変わります。
このどちらかの方法で、ゆで卵の殻がむきやすくなります。