卵の殻の裏についている薄い皮=卵殻膜のパックで、小鼻をすっきりさせる方法とは・・・?
この記事の目次
卵殻膜とは?
卵殻膜は卵の殻の内側にある薄い皮です。
卵殻膜は20数種類のアミノ酸からできていて、卵がひよこへと発育する際に、卵殻膜が細胞の増殖、分化に関係していることが分かっています。
卵殻膜とコラーゲン
卵殻膜の成分の細胞増殖作用は、
人の肌に対しても、
繊維芽細胞を刺激して、Ⅲ型のコラーゲンを再生する作用があるという研究発表があります。
肌のハリを支えているのは、たんぱく質の繊維であるコラーゲン(とエラスチン)である、ということはよく知られていますよね。
コラーゲンには
Ⅰ型 固く強い繊維
Ⅲ型 細く柔らかい繊維
の2種類があり、年齢を重ねるとⅠ型が増えて皮膚が固くなって行きますが、
卵殻膜の成分によってⅢ型コラーゲンが増えて、肌がふっくらする、という効果が期待できるのだそう。
卵殻膜パックの効果とは?
小鼻の黒いポツポツは
毛穴に詰まった角栓(主な成分は古くなった角質と皮脂)が毛穴を広げている
産毛の黒い色
によるものです。
卵殻膜の、卵白がついている皮を貼りつけて乾いてからはがすと、
産毛や、角栓がとれてスッキリします。
さらに卵殻膜の成分による美肌効果も期待できます。

卵殻膜パックのやり方
1.クレンジング、洗顔をした後に行います。
2.生卵を割って、殻の内側を少しかわかしてから
卵殻膜をできるだけ破らないようにはがします。
3.卵白が残っている皮を小鼻にのせます。
小鼻のカーブと、卵殻膜のカーブは違うので、シワがよりますが、大丈夫です。
4.20分程度経って、乾いたらはがします。
卵殻膜パックの注意点
当然ですが、卵アレルギーのある人はできません。
卵アレルギーのない人も、化粧品などで赤みが出やすいなど敏感な方は腕の内側などでパッチテストをしてから行ってください。
また、卵の食品アレルギーがなくても、アトピー性皮膚炎のある人は避けてください。
頻度は週に1、2回です。
卵殻膜パックをやってみた!
卵殻膜パック、自分でもやってみました。
卵の殻の内側から破らないようにはがすのが難しいです。
1回目はもしかしたら失敗してしまう人もいるかも。
あまり卵白がたくさんのこっていてもズルズルして鼻に貼りつけにくいので、殻についているうちにちょっとふき取ってから少し乾かして卵殻膜をはがし、
それから、鼻にのせてから
乾燥させすぎると張り付いてはがれなくなります。
↑
水でぬらせばとれますが、
それでははがすパックの効果がありません。
などなど、
実施に当たっては、難しい点もあるので、最初の何回かは試行錯誤になるかと思われます・・・
でも卵は身近な食材ですし、
卵殻膜をパックに使っても中身は食べられるわけですから、
試してみるとよいかも。
角栓をとる効果についてはゼラチンパックよりは弱いです。
でもその分、
肌には刺激が少ないのかな、と思います。
小鼻の黒ずみ、角栓がすっきり!卵殻膜(卵の薄い皮)パックの方法とは? まとめ
卵白洗顔、という美肌法もありますが、その場合、卵黄だけが残ってしまいますよね。
卵殻膜パックは、もともと食べない「殻」を使うので、
卵は全部食べることができるし気軽に取り入れられると思います。
ぺりっとはがす効果は市販のパックや、ゼラチンパックよりも弱いですが、
卵白に含まれる酸性のアミノ酸にも、角栓を取り除く作用や、
ピーリング作用があるので、続けていると小鼻のザラザラが解消されていくそうです。