子供の夏休みの自由研究にも使える、永久に回り続ける紙飛行機の作り方、飛ばし方をまとめました。
永遠に回り続ける紙飛行機とは?
永遠に回転し続ける紙飛行機の動画です。
どうしてこのように回り続けるのでしょうか。
ダイナミックソアリングにより、永遠に回転しつづける紙飛行機
使っているのは紙飛行機の他、
背もたれのある椅子とヘアドライヤーです。
座面と背もたれの間にすき間がないタイプの椅子に、
ドライヤーの風を当てると、
背もたれに当たって下に落ちた風が、
背もたれに向かってでんぐり返しをするように吹き上げる、
ダイナミックソアリング、という現象</b>を起こし、
それで、ドライヤーの風を出し続けている限り、
紙飛行機は回り続けるのです。
RCグライダーが飛ぶことができるのは
山の斜面に吹き付ける風によって起きる
ダイナミックソアリング利用しているためで、
カモメやアホウドリが羽ばたかずに長距離を
滑空できるのも、
海の上で起きているダイナミックソアリングを
利用しているのだそうです。
鳥人間コンテストの、滑空グライダー部門は、
琵琶湖の湖面のダイナミックソアリングに
うまく乗れれば記録が伸びる、
ということのようですね。
この紙飛行機、どうやって作るの?
動画では紙飛行機の折り方は説明されていません。
NHKEテレ「すいエンサー」で放送された
超長~く飛ぶ紙ヒコーキに
よく似ていますので、
参考にしてみてください。
この飛行機の形は、
「永久に飛ぶ紙飛行機」として
よく知られている、アルミトソラの種に似せた
紙飛行機と同じだと思います。
夏休みの自由研究に「永久に回り続ける紙飛行機」 まとめ
永久に飛ぶ飛行機に比べると、
永久に回り続ける紙飛行機の方が、
それほど広い場所もいらず、
ドライヤーによって起こす「風」は
そこそこの強さがあるので、
エアコンのすぐ近くなどを避ければ再現しやすく、実験が成功しやすいでしょう。
ただ、すぐにうまくいくとは限りませんので、
あまりぎりぎりになってからではなく、
まだ夏休みの日程に余裕があるうちに、「遊び」としてやってみて、
うまくいったら自由研究にまとめる、くらいの計画がよいと思います。
回るのではなく、「ずっと飛び続ける」タイプはこちらの生地を参考にしてみてください。