子供の夏休みの自由研究に使えそうな、永久に飛ぶ紙飛行機の作り方、飛ばし方をまとめました。
永遠に飛び続ける飛行機とは?
永久に飛ぶ紙飛行機
で検索すると
いくつかの作り方についての情報や
Youtube動画が出てきますが、
多くは、
非常に軽い素材で作った飛行機を
上昇気流を利用して、
飛ばし続けています。
もう一つ、ダイナミックソアリング、という現象を利用して、
ずっと回転し続ける紙飛行機もあるのですが、それはまた別記事にまとめています。
もちろん、紙飛行機自体の形(折り方)にも
工夫が必要で、
代表的なものは、アルソミトラ、という
植物の種の形に似せたものです。
上昇気流はどうやって起こす?
大規模な装置を使わずに、
家庭で子供ができる方法で起こせる
上昇気流は、
- 電熱器などの熱によって発生する上昇気流
- 「板」をある角度で動かすことで発生する上昇気流
があります。
電熱器を使う場合は
紙飛行機が触れて燃えたり、
やけどをしたりしないように
お父さん、お母さんがついていてあげてください。
紙飛行機の形は?
永久に飛ぶ飛行機は
アルミトソラという植物の種に
似せている、
と先ほど書きましたが、
アルソミトラとは、ウリ科のツル植物アルソミトラ・マクロカルパ(Alsomitra macrocarpa)のことで
インドネシアなどに自生しています。
果実の直径は20~30cmぐらいと大きく、
この果実が熟して底が割けると、
中に入っていた300~500枚ほどの
翼果が飛び出します。
翼果は、身近な植物では
もみじやかえでの、プロペラのような形をした種
がありますね。
アルミソトラの種は、風によって遠方まで
飛んでいくことができる形をしています。
永久に飛ぶ飛行機の作り方
板で起こす上昇気流で永遠に(理論上)飛び続ける紙飛行機の
作り方を説明した動画をご紹介します。
素材は、大きさは15㎝×7.5㎝の
書道の紙か雲龍紙を使っています。
以前、「世界がザワついた(秘)映像 ビートたけしの知らないニュース」で
このタイプの飛行機が紹介された時には、
トレーシングペーパーを使っていました。
非常に軽い素材の飛行機を
板で作り出す上昇気流で飛ばすには、
風がない、広い場所が必要になります。
広い場所自体は、
公民館や、貸しスタジオなどをそれほど
高くない値段で借りられると思いますが、
夏はエアコンが必要になりますので、、
風が全くない、という環境は難しいかもしれません。
無理をしてエアコンを止めて実験をして
熱中症にならないように注意してください。
電熱器で作る上昇気流で飛ばす方が
実験しやすいかもしれません。
電熱器で飛ばす紙飛行機の、
参考になりそうな動画はこちらです。
(繰り返しますが、火事ややけどには十分注意して下さい)
夏休みの自由研究に・「永久に飛ぶ飛行機」 まとめ
板で作る上昇気流で紙飛行機を飛ばし続けるには、板の動かし方など、練習も必要なので、
明日で夏休み終わり!
という時間がない時の自由研究にはあまり向かないかもしれません。
ある程度余裕があるときに、遊びを兼ねて作ったり、飛ばしたりしてみて、うまくいきそうなら
距離や時間に挑戦して結果をまとめる、
という方針で行くのが安全かと思います。
参考にしてみてください。