最近では、男性も日傘で日焼けを防ぐことが広まってきていますよね。
ただ、せっかく日傘を使っていても、差し方で紫外線カット効果が無くなってしまう場合があります。
日傘の選び方や差し方を見直してみましょう。
正しい日傘の選び方とは?
1.UVカット率
日本洋傘新高校議会(JUPA)が定める基準によると、
遮光率が99.00%以上の傘を遮光傘と呼び、
遮光率99.99%以上の傘は1級遮光傘と呼びます。
ですから、まず、1級遮光傘を選べば、UVカット率については問題ないでしょう。
中には、100%遮光を謳っている製品もありますね。
2.遮熱性
日傘をさすのは、紫外線を防ぐほかに
熱中症を予防する、という意味もありますよね。
そのためには、遮熱性の高い傘を選ぶ必要があります。
赤外線と可視光線を遮断することで
熱を遮ることができますので
熱を吸収しにくい白っぽい色であることや、
生地の目が詰んでいる、三層構造などの生地である
傘を選びましょう。
3.傘の内側が黒い
地面や建物などから反射する紫外線が傘の内側に入ったとき、
白やシルバーなどの色だと光を集めてしまいます。
傘の外側は白っぽい色の方が遮熱性が高いのですが、
傘の内側は黒いものを選びましょう。
UVカット効果似は寿命がある
UVカット効果がある日傘でも
年数がたつとUV効果は薄れてきます。
物にもよりますが、
2年から3年程度がUVカット効果の寿命です。
雨傘のように差してはダメ!
日傘を差す時、
ほとんどの人は普通に雨傘を差すように
差していると思います。
ですが、日傘が肌から離れるほど、
紫外線をカットできなくなります。
UVカット機能がある日傘で、
傘の面と顔との距離が30㎝であれは、
紫外線は90%カットできます。
しかし、60センチ離れていると、
しかし、70%までしかカットできません。
また紫外線は地面で反射するので、
日傘が顔から離れていると、反射した紫外線を防ぐことができません。
ですから、傘をできるだけ短く持って
顔の近くで差すことが必要です。
日傘だけでは光老化が防げない?
肌に直接紫外線が当たらなくても、
目から入った紫外線によって、目の細胞がダメージを受けると、
脳は「日差しが強い」と判断し、
紫外線を防ぐためにメラニン色素を作る指令を出します。
日傘で紫外線を防ぐのであれば
できるだけ顔が陰になるようにしますが、
それだけでは目に入る紫外線を防ぐのは
難しいので、UVカット効果がある
眼鏡やサングラスを併用するのがおすすめです。
日傘の正しい選び方・差し方とは?間違えると光老化は防げない まとめ
日傘は値段も様々で、
UVカット率、遮熱性などの違いがあります。
高額なものを買っても、
紫外線を防ぐ効果は3年程度で薄れてしまい
買い替える必要があるので、
機能と値段のバランスを見て選び、
日傘だけで紫外線カット仕様とせず、
日焼け止めやサングラスなども使いましょう。