多摩動物公園内のカフェ(無料休憩所)、
サバンナ・キッチンで、
アフリカ・ケニアの郷土料理「ビーフカランガ」をいただきました。
動物園内のカフェやレストランというと、
昭和のレジャー施設のような、カレーやラーメンというイメージがありましたが、
最近では、そうした定番メニューでもかまぼこや盛り付けが動物の形になっていたり、
動物の生息域の料理を取り入れたり、とさまざまな工夫がなされています。
ビーフカランガは、
日本の肉じゃがに、トマトとスパイスを加えたような味で食べやすく、
せっかくだから、ちょっと珍しいものを食べてみようかな、という時におすすめです。
多摩動物公園・アフリカ園内のサバンナ・キッチン
多摩動物公園園内で軽食が食べられるのは、
正門から一番近いウォッチングセンター
アフリカ園のサバンナ・キッチンとアフリカ売店
アジア園のコアラ下休憩所
の4か所です。
この中で一番、お食事メニューが充実しているのが、キリン放飼場のすぐ近くにある「サバンナ・キッチン」です。
定食メニューが食べられるのは、多摩動物公園園内ではここだけです。
以前、チキン南蛮定食をいただいた記事はこちら。
サバンナ・キッチンは正門から直接行こうとするとちょっと遠いです。
チンパンジーやキリンを見るタイミングと、サバンナ・キッチンでの食事や休憩を一緒に予定に組むと良いと思います。
サバンナ・キッチンのメニュー
2020年3月現在の、サバンナ・キッチンのメニューです。
700円からの値段で、カレー、麺類、定食など、しっかり目の食事ができます。
サンドイッチなどのパン類はありません。(サンドイッチはウォッチングセンター内のカフェにあります。)
しばらくぶりに来てみると、
豚バラ炙り焼き丼(770円)がメニューに加わっていたので、最初はそちらにしようかな、と思ったのですが、
せっかくなので、
普段、普通にカフェやレストランで見ない料理、
ケニアの「ビーフカランガ」(814円)を試してみました。
ビーフカランガをいただく
サバンナ・キッチンはセルフサービスのお店なので、
まず、1階または2階の席を確保して、
1階のカウンターで注文、支払いをします。
支払いはクレジットカードも利用可能。
定食だと、番号札を持って席で待つのですが、
ビーフカランガはすぐ出てくるので、支払い後、カウンターで少し待ちます。
料理が出てきたら、スプーン、フォークなど、必要なカトラリーを取って、
席に行きましょう。
水は1階、2階にそれぞれある給水機でセルフサービスです。
木の器で、ちゃんと、素朴な郷土料理の演出をしているのがいいですね。
いただきます。
ビーフカランガは、
牛肉、じゃがいも、玉ねぎ、トマトの煮込みで、
レシピを調べると、塩味だけのもの、ココナッツミルクを入れるもの、カレーを入れるものなど、
いろいろなバリエーションがあります。
サバンナ・キッチンのビーフ・カランガはカレー風味で、
添えられているご飯もカレー味です。
なぜか、鶏の唐揚げが2つ乗っていますが、これはアフリカスタイルではないです(笑)
ゴロゴロ、固まりで入っている牛肉はホロホロに柔らかくなっていました。
トマト+ほんのりカレー味でおいしいです。
ミニサラダやスープなどのサイドディッシュがない、ワンプレートの料理なので、800円オーバーにしては、見た目がちょっとさみしく感じましたが、
ボリュームはそれなりにあります。
ちなみに、今回は頼みませんでしたが、食事をオーダーすると、+150円でドリンクをセットにすることができます。
ごちそうさまでした。
ビーフカランガは特別な材料や調味料は使わないので、お肉を圧力鍋などで煮込めば、自分でも作れそう。
この写真は、2018年に行った時のもの。
2020年3月6日に行った時には新型コロナウイルス感染拡大防止策で席の数を減らして、席の間が広くなっていました。