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隠れジミには人参ベースの野菜ジュース・効果アップの飲み方も紹介「世界一受けたい授業」

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2016年5月7日放送「世界一受けたい授業」で
東海大学名誉教授の佐々木政子先生が、紫外線対策についてレクチャーし、

隠れジミ対策として、
人参を主に使った野菜ジュースを飲む、
という方法が紹介されました。

佐々木先生には、「学んで実践!太陽紫外線と上手につきあう方法 [ 佐々木政子 ]」といった、一般の人向けに紫外線対策を開設した著書があります。

ところで、隠れジミとは?

紫外線には、UV-A波とUV-B波とがあり、
このうち、メラニン色素を増やしてシミを作るのがB波です。

じゃあ、A波はよいのか、というと、
A波は皮膚のしわを作るという影響がありますので、
今の日焼け止めにはA波、B波、どちらも防ぐ効果がありますよね。

番組では、イラストエッセイスト犬山紙子さんの隠れジミを測定し、
左頬に46個、右頬に73個の隠れシミがある、という結果が出ました。

隠れジミとは、まだ皮膚の表面に出ていていないシミの予備軍ですが、
いずれは肌表面で見えるシミになる可能性がたかいものです。

ですから、「隠れ」ジミの段階でなんとかしたいですよね。

隠れジミ 野菜ジュース

隠れジミに効く野菜ジュース

シミ対策、というと、美肌コスメやサプリ、医薬品などがありますが、
なんと、身近に手に入る、緑黄色野菜のジュースに、シミを改善する効果があるのだそうです

カゴメの調査による野菜ジュースのシミ改善効果

(番組放送内容とは別です)

トマトジュースやトマトケチャップで有名な「カゴメ」は
日本食品科学工学会第62回大会(2015年8月)で、

60名の女性を2グループに分け、

1つのグループには、人参をベースとした野菜・果実ミックスジュースを1日に200ml、
もう1つのグループには同じ量の水を、
8週間飲んでもらい、肌状態を検証したところ、

ジュースを飲んだグループで、肌のターンオーバーが促され
隠れジミが減少した、という結果が出たそうです。

伊藤園の調査による人参のシミ改善効果

(番組放送内容とは別です)

お茶飲料や野菜ジュースのメーカー、伊藤園は、

2006年5月、第444回日本農芸化学学会関西支部例会にて、

ゆでた人参を粉砕したものの方が、生の人参を粉砕したものよりも、
1.6倍体への吸収率が良く、

さらに、
ゆでたニンジンをベースにした野菜果汁ジュースを、
被験者13人に朝・昼・晩190gずつ飲んでもらったところ、

飲む前にくらべてシミの面積が4週間後で平均3.88%減少、8週間後で4.41%減少した、

という結果を発表しました。

人参に含まれるβ-カロテンの効果とは?

人参やトマトなどの緑黄色野菜には、
フィトケミカル(植物が自身を守るために作り出す化学物質で、多くのものには強い抗酸化作用がある)の一種である、
β-カロテンが含まれています。

β-カロテンには強い抗酸化作用がありますので、
紫外線によってダメージを受けた細胞の回復を促し、

また、体内で、必要に応じでビタミンAに変化し、肌のターンオーバーを促す、と考えられています。

緑黄色野菜の中でもとりわけβ-カロテンの含有量が多いのが人参です。

ただし、β-カロテンは、植物の固い細胞壁の中にありますので、
普通に食べてもなかなか吸収されにくい、という問題があります。

ジュースにすると、その細胞壁が壊されているので、
β-カロテンが吸収されやすくなります。

さらに、伊藤園は、ヘタを皮を除いた人参を茹でてから粉砕してジュースにしています。
伊藤園の発表では、茹でた人参の方は生よりもβ-カロテンの吸収率がアップする、
ということですので、

伊藤園の人参入り野菜ジュースの効果が高そうですよね。

隠れジミには人参ベースの野菜ジュース・効果アップの飲み方も紹介「世界一受けたい授業」 まとめ

野菜ジュースを飲むだけではなく、
そもそも、紫外線に当たりすぎないような対策も必要。

特に、1日のうち最も紫外線が強い10時~14時には日光に当たらないようにする、

この時間帯(太陽の地面に対する角度が50度を越える)は、地面などから乱反射する太陽光線の影響もあるので、
日焼け止め、日傘、帽子、サングラスなどを使って、目・肌を守る

などを行いましょう。




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