中国の若い人たちの間で、
あなたは全裸族?半裸族?
など「裸婚」という言葉がはやっているそうですが・・・裸婚って、なんかドキっとしますよね。
裸婚とは?
小説にもなっている「裸婚」という言葉、
別に、結婚式の時に何もきない、という意味ではなく、
主に、1980年以降に生まれた80后(バーリンホウ)の間で広まっている、
結婚は結婚証明書だけですませ、
普通つきものの、家、車、結婚式、結婚指輪、新婚旅行などを省くこと、
と意味します。
また、
全裸:家、車、結婚式、結婚指輪、新婚旅行 全部なし
半裸:「家は要らない」「指輪は要らない」「結婚式は要らない」など、一部を省く
という意味もあります。
ドラマ人気で「裸婚」が知られるように
裸婚が日本で知られるようになったのは、ドラマ「裸婚時代」がきっかけ。
【裸婚?代】:2011年放送、全30話、主演;姚笛・文章、日本語表記「裸婚時代」。部屋も車もお金もない若いカップルは妊娠をきっかけに結婚する。しかし想像していた夢のような日々とは裏腹に現実的な問題に次々と直面し結婚の本性を思い知る。 pic.twitter.com/UsTDaZOkML
— 中国映画&ドラマ (@zgyingshi) 2013年4月11日
「裸婚時代」スカパー!、ひかりTV、J:COM TVなどを通して視聴可能な、CCTV大富チャンネルで放送されていたこともあり、
日本でも見ていた人がいるようですね。
裸婚の現実や問題点は?
ドラマでも描かれていますが、
裸婚の場合、「家」がないので、親、祖父母などと同居せざるを得ないことが多く、
また、裸婚が広まってきているとはいえ、「家、車、指輪、結婚式、新婚旅行」アリの結婚をしている人が大多数なので、
そうした周りからの「忠告」や干渉があったり、という苦労は当然あるそうです。
では、なぜ若い世代が裸婚を選ぶのか、というと、
大学を出て高学歴ではあるものの、農村出身で実家が有クなわけではなく、学生時代もアルバイトが欠かせなかった、結婚するにあたり親からの援助はまず無理で、現実的に裸婚をするしかない、というケース
実家はある程度裕福で、本人も高学歴高収入ではあるけれど「古い考え方にとらわれたくない」と思っている、と言うケースがあるようです。