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エコノミー症候群を防ぐ・ガッテン流イナバウアーのやり方

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2011年4月20日放送のNHK「ためしてガッテン!」で放送された、
エコノミー症候群を防ぎ、冷え・むくみも解消できる、ガッテン流イナバウアーのやり方を紹介します。



エコノミー症候群とは?

エコノミー(エコノミークラス)症候群とは、別の呼び方では、
急性静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)、旅行者血栓症、肺塞栓などと呼ばれます。

長時間のフライト、ドライブ、車中泊、災害時の避難所などで長時間同じ姿勢でいることによって
足の深部の静脈に血栓(血のかたまり)ができることがあります。

その血栓が、動いたときに、血流によって運ばれて、肺の血管を詰まらせ、
場合によっては突然死につながることもある、という病気です。

「ためしてガッテン!」で2011年4月に、対策法が放送されたのは、
東日本大震災の避難所で、通用の10倍も、血栓ができている人がいる、という検査結果があり、
実際に、エコノミー症候群によって亡くなる方がいたためでした。

イナバウアーとは?

「ためしてガッテン!」で紹介した、血栓が肺の血管を詰まらせる肺塞栓症による突然死を防ぐための方法は、

ガッテン流イナバウアー

です。

イナバウアー、とはトリノオリンピック女子フィギュアスケート金メダルの荒川静香選手の特技で
正式名称は、レイバック・イナバウアーといいます。

「イナバウアー」は、イナ・バウアー選手が開発した技で、
両足のつま先を外側に大きく開いて横に滑る「スプレッドイーグル」の変形であり、
片方のひざを曲げ、もう片方の足は後ろに引いて伸ばした姿勢で前後に開いて、つま先を180度開いて真横に滑る技です。

そこに状態そらしを入れると、レイバック・イナバウアー、となります。

もちろん、こんなすごいことを、一般の人がエコノミー症候群予防のためにするだけではありません。

ガッテン流イナバウアーのやり方

1.背もたれのある椅子に腰かけます。椅子がなかったら、布団を丸めて寄りかかってもよいです。

2.息を吸いながら、両手を伸ばして上に上げ、上体をそらします。

3.上体をそらしながら、同時に足の爪先を上げて、足首を曲げます。

4.息を吐きながら、上半身と足を元へ戻します。

2、3、4を何度か繰り返します。

細かいことを言えば、上体そらし=イナバウアーではないので、「レイバック・イナバウアー」と言わなければならないのですが・・・・

まあ、それはそれとして、効果は抜群です。

足首を曲げ伸ばすだけでも、ふくらはぎの筋肉ポンプがはたらき、
足の静脈血やリンパを体幹部に戻りやすくなるのですが、

いっしょに上体そらしをすると、腹部の筋肉ポンプも同時に働くので、
より、下半身の血液、リンパ液が体幹部に戻りやすくなるのです。

飛行機や新幹線の中では、両手を高く上げると目立ちしますし、CAさんが何事かと来てしまったり、後ろの人がびっくりするかもしれませんが、手を上げなくても上半身をそらすとよいと思います。

エココミー症候群予防のためには、1時間に1回行ってください。

むくみの改善や冷えの改善もできる、というので冷房が効いている車内、機内では必ず行いたいですね。

エコノミー症候群を防ぐ・ガッテン流イナバウアーのやり方 まとめ

航空機での長時間のフライト、帰省などの長時間ドライブ、長時間のオフィスワークでエコノミー症候群になった場合、
旅行や長時間オフィスワークの直後ではなく、
10日以上たってから、ショック症状など命に関わる症状が出ることもあります

長時間座っていなくてはならない場合は、椅子の背もたれに寄りかかるように上体そらしをしながら、足首をそらすだけで
気分もすっきりしますので、ぜひ行ってください。




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