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みりん梅酒は違法?酒税法違反にならない作り方とは?



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NHK「きょうの料理」で以前、みりん梅酒の作り方を放送した回が、「伝説の回」としてニコ生で話題になっているようです。


番組で紹介した梅酒の作り方が、酒税法違反になる可能性があるため、問題になった、というのが伝説回になった理由だそう。



NHKが酒税法違反のみりん梅酒の作り方を放送?


2007年6月14日NHK「きょうの料理」で講師の高城順子さんが、みりんで漬け込む梅酒の作り方を紹介したところ、


放送後に国税庁から


「アルコール度数20度より低いみりんで梅酒を作ると、梅に付いている酵母菌で発酵がおこりアルコール分が増えるので、それが密造酒の製造となり、酒税法違反に相当する」


という抗議があり、


NHKが「みりんで梅酒を作るのは法律違反になります」とコメントを出すいう事態になりました。


この高城さんって、「きょうの料理ビギナーズ」の監修をされている方なんですね。


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酒税法と梅酒とは?


現在酒税法では
アルコール度数1%以上の飲料を課税対象とし、
製造には税務署長から製造免許を必要とします。


焼酎などの梅を漬け込んで梅酒を作る行為は、
酒類と他のものを混和して
その混和後のものが酒類であるために新たに酒を造ったとみなされますが、


個人が自分で消費する分には例外的に法律違反とはみなさない


ということになっています。


ただし、条件があって、梅酒に使うアルコール類は度数20度以上に限られています
アルコール度数が20度以下の酒類は漬けこんでいるうちに新たにアルコール発酵が起こる可能性があり、
それが酒を造ることにあたる、という理由です。


実際には、アルコール度数8~10度を超えたら
ほとんどの酵母は活動を停止してそこから
さらに発酵することはないみたいですけれどね。


みりんで梅酒のレシピってネットにたくさんあるけれど、それはいいの?


しかし、ネット上には、本みりんだけで漬ける梅酒の作り方のレシピがたくさん存在します。


蒸留酒や精製砂糖の摂取をNGとしている、マクロビオティック実践者向けのレシピが多いですね。
マクロビの本とか、昔とっていた「大地を守る会」のカタログにも載っていたような気がします。


おそらく、酒税法違反になることを知らないで掲載しているのだと思います。
国税局も、ひまではないので、テレビ番組や新聞、雑誌などの大手のメディアにでも掲載しない限り、個人のブログやサイトまでしらみつぶしにして警告したりはしないのでしょうが


厳密にはまずいのではないでしょうか。


と思ったら、あの有名な大手レシピサイトクックパッドにも載っていました。
梅味醂、という名前で「酒」という単語を使っていませんね。


ですから、みりん梅酒の作り方、知ろうと思えば知ることができる、という状況です。
そもそも梅酒の作り方自体別に難しいものではありませんし・・・
青梅の下処理方法は、その後、焼酎でもホワイトリカーでもみりんでも、何で漬けようとおなじですから。


みりんで梅を漬けたらおいしいの?


みりんで青梅を漬けたものが、焼酎で漬けた梅酒に比べておいしくなければ、ぜんぜんこだわる必要はないんですが、


味がまろやかでおいしいんですよ。


某有名料亭の食前酒に出されているんだとか。
これは白扇酒造製で、「福来純」という味醂に、梅を1ヶ月漬け込んだ「梅美醂」というものなので、自家製じゃないですから酒税法違反には当たりません(酒造業者が味醂に梅を漬けて梅酒にするのはOK)


酒税法違反にならずにみりんで漬けた梅酒を飲むには?


上に書いたように、

白扇酒造「梅美醂」
角谷文治郎商店「三州梅酒」


など、製造免許を持っているメーカーがみりん梅酒を作って販売するのは全く問題がありません。


では自分で漬けたい場合は?


「発酵する可能性があるから法律違反になるのであって、アルコール度数20度のホワイトリカーで
梅を拭いて表面の乳酸菌や酵母を殺菌すればそれ以上は発酵しない」


という主旨のレシピもあり、実際、みりんで梅を漬けたからといって本当に発酵することってないんじゃないかと思うのですが、


これでOKだったら、NHKの「きょうの料理」も良かったのでは?と思いましたが、
高城さんの梅酒作りでは「ホワイトリカーで拭く」がなく、それを理由に反論はできなかったようですね。


梅のみりん漬けならOK?


色々さがしていたら、


「梅のみりん漬け」として「漬けた梅を食べることを主体とすれば法律違反ではない」という記述がありました。
漬け汁の方は廃棄物、ということにしてしまうのだそうです。


梅を漬ける際の基本的な下処理


何で漬けるにせよ、
梅を漬ける前には梅の下処理が必要です。


それをまとめておきます。

1.青梅を洗う


2.水に数時間漬けてアク抜きをする
※黄色く熟している梅の場合は不要です。


3.きれいなタオルで水気をふき取る(このとき、ホワイトリカーを含ませたガーゼなどで拭いてもよい)


4.つま楊枝や竹串でヘタを取る。梅に傷を付けないように注意します。青梅は酸度が高いので金気を嫌いますから金串ではなく楊枝や竹串を使います。


5.漬け込む瓶を消毒します。梅酒用の瓶が丸ごと入るような大きな鍋はまずないと思いますので普通に中性洗剤で洗い、清潔な付近でよく拭いたら、蓋を下にして布巾を敷いた上に伏せて水分を完全に乾かします。
その後エタノールを含ませたガーゼで中を拭きます。


梅酒をつけている間の注意点に気を付けること

梅酒を置く場所は常温でOK(冷蔵庫のような低温の場所では熟成が進まない)

直射日光を避ける

高温多湿を避ける

できるだけ温度を一定に保つ<



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みりん梅酒は違法?酒税法違反にならない作り方とは? まとめ


個人で作って、ブログとかクックパッドとか、twitterやインスタグラムなどのネットにアップさえしなければ、ばれることはないと思うんですよね。国税が家の中まで調べに来るわけではないので。


また「ホワイトリカーで拭いて表面の乳酸菌を殺菌したので、つけている間にアルコール発酵は起こらない」というのもありかと。


アルコール度数が少ないアルコールで、他のものを混ぜて作る飲み物も、自家消費用ですぐに飲んでしまうなら問題ないのでワインに果物やはちみつ・砂糖を混ぜるサングリアは、我が家でもよく作ってますけれど、ワイン(アルコーろ度数14%くらい)でもいいみたいですね。

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