びっくりするほど柔らかくなる黒豆の煮方です。
圧力鍋を使わないので、時間はかかります。
そして、豆の柔らかさを確認する方法が
衝撃です・・・!
黒豆の煮方・レシピ
【材料】
- 黒豆 500g(約5カップ強)
- 重曹 小さじ1強
- 砂糖(ざらめ糖、キビ糖など好みで) 5カップ
- 水 5.5カップ
【作り方】
1. 黒豆を洗い、豆の3倍の水に重曹を加えて
一晩浸します。
2.鍋に分量の水と砂糖を入れて火にかけて煮溶かし
蜜を作って冷ましておきます(ここまでを前の晩に行います)
3.黒豆を浸した水のまま火にかけ、
沸騰してきたら、とろ火にします。
浮いてくるアクを丁寧に取ります。
吹きこぼれたり、ぐらぐら煮立たないように
煮ます。
4.豆が柔らかくなり、芯がなくなったら、
オーブンペーパーにところどころ穴をあけたもので
落としぶたをしてさらに煮詰めていきます。
5.豆の柔らかさの確認の方法は、
タイルなどのかたい所に投げつけてピシャッとつぶれる状態、
または、指ではさんで抵抗なくつぶれるくらいです。
ここまで柔らかくするのに
6時間から7時間くらいかかります。
6.5くらいまで柔らかくなったら火を止めて
そのまま人肌まで冷まします。
7.冷めた豆をザルにあけ、
人肌くらいのぬるま湯をかけて、
重曹っ気を取り除きます。
8.水気を切り、豆の表面を乾かさないように
すぐに1の蜜につけます。
9.そのまま一晩置き、
翌日もう一度火を入れます。
ゆっくりとろ火でかすかに煮立つまで煮たら
火を止めます。
作り方のコツ
黒豆にしわが寄らないようにするには、
煮ている間に豆が水面に出ないようにします。
長時間煮ますので、水が少なくなったら
少しずつ足してください。
仕上がりをきれいにするには、
煮ている途中で皮が破れた豆は取り除くのですが、
それをしているとけっこう少なくなってしまうことがあります。
家族だけでいただくのであれば、
ほどほどでよいかなあ、と思います。
この方法は、会社の先輩が、おばあさまから教わって
作り続けている作り方なのですが、
豆を壁に投げつけて柔らかさを確認する、
というの方法は、
検索するといくつか記事が出てきます。
やわらか黒豆の煮方は壁に投げつける?! まとめ
一晩浸して、
ほぼ半日かけて煮て、
翌日また煮るので
都合3日かかります。
お正月のお節料理として作る場合は、
暮れのスケジュールに
うまく入れてくださいね。
糖度が高いので、日持ちはよいです。
冷蔵庫に入れなくても4、5日は大丈夫ですが、
最近は、12月、1月でも暖房が効いている
ことが多いので、やはり冷蔵庫で。