神社・お寺で開運 PR

NHKさし旅「神社マニアと巡る初詣開運ツアー」まとめと産土神社の調べ方補足

記事内に広告を含む場合があります

2017年12月27日放映NHK「さし旅」で

神社マニアと巡る初詣開運ツアー

というタイトルで、

指原莉乃さんが、神社マニア(御朱印マニア)の川島明さんなどと、
東京都内の神社巡りをしながら、

初詣で開運するお参りの仕方

を紹介していました。

※詳しい人にとっては番組内容にも突っ込みどころはあるのでしょうが、
自分は、まったく神社や神道には詳しくないので、あくまでも番組内容と、それに付随して、ここはどうなのかな?とちょっと調べたことを
まとめています。



まず、氏神神社にお参りする

初詣というと東京では明治神宮や神田明神の人出がすごく
大阪では住吉大社などでしょう。

神社マニアや神職の方によると
そうした有名な神社にまず行くのではなく、

自分の氏神神社にお参りするのが先なのだそうです。

できれば初詣は

氏神神社、産土神社、崇敬神社の3回がおすすめ。

このうち、崇敬神社は地縁・血縁関係なく、
個人的に「個々の神様を信仰する」と決めたもので、
崇敬会、という氏子とは別の信者の会を持っている
神社もあります。

氏神神社は、
自分が住んでいる地域の守り神。

ただし、

家から一番近い神社が氏神神社とは限りません。

産土神社は、
生まれた土地(諸説あります)の産土神をまつる神社で、
その人にとっての生涯の守り神になります。

氏神神社の調べ方

今の住所から一番行きやすい神社が必ずしも
氏神神社とは限らない、ということですが、
(我が家の場合は行政区を超えて、芝大神宮が氏神神社らしいです)

どうやって調べるかというと、

「各地の神社庁に問い合わせる」

というのがスタンダードな方法のようです。

神社庁は、神社本庁に属する各地の神社を束ねる組織で、宗教法人です。

「庁」とつくので、気象庁のような行政機関だと思っていましたが違いました。

こちらが神社本庁公式サイトに掲載されている
神社庁の一覧です。

神社庁一覧

ただし、問い合わせてもわからないこともあるそうで。

氏神神社が分からない理由

分からない理由1
神社庁では細かい住所の区分まで把握していない

分からない理由2
電話に出る人によって知識の格差がけっこう大きい(らしい)

分からない理由3
神社庁に所属していない神社も結構ある

別に法律で神社庁に所属すべし、となっているわけではないので、神社庁に入っていない神社もあるそうです。
例がちょっとアレですが、最近事件があった富岡八幡宮は、超・有名神社ですが、神社庁には所属していません。

神社庁に問い合わせてはっきりした答えが返ってこなかったら、直接、近くの神社に問い合わせるとよいそう。

番組では、指原さんの氏神様はスサノオノミコトさま、となっていましたが、お祀りしている神社までは出ていなかったと思います。
(住所がだいたいわかってしまいますからね)

産土神社の調べ方

番組では、氏神神社の次に産土神社にお参りするとよい、とは言っていましたが、

詳しい調べ方は言っていなかったですよね。

それで調べて見たのですが、何をもって産土神社とするか、諸説あって、氏神神社よりややこしんんです。

まず、

生まれた土地の産土神をお祀りしている神社、

という定義自体を否定し、

「個々人によって産土神は違っている」

とする説もあります。
その説をとるサイトが生年月日などから有料で調べてくれるサービスになっていたりします。

また、昔と違い、人の移動が盛んになったので、

  • 自分の家族が住んでいた場所
  • お母さんが里帰りした実家
  • 実際に生まれた病院や助産院

が別々ということが多くなり、どこを生まれた場所と考えるのか?も諸説あります。

「自分が生まれたときに世帯主が住んでいた場所」という説もありますが、世帯主が単身赴任していたらそれもヘンですよね?

これでは、番組中で、どの説を説明したとしても別の説を信じている人から「間違っている」と番組にクレームがきそうです。
NHKとしては具体的な言及を避けたのは正解だと思いました。

先祖代々同じ場所に住んでいて自分の産土神社はここ、と分かっている人は別として、

そうでない人は自力で調べないといけないわけですが、

「個人ごとに違う」説を取らないのであれば、

まずは、「どこを生まれた場所とするか」はもう、どの説を信じるかを自分で決めるしかなさそうです。

仮に、実家のあった場所、として、

次に、じゃあ、産土神社は氏神神社と同じなの?というと、

産土神社には、
その地域の産土神をお祀りしている
という条件が付きます。

自分で調べた、という人のブログを見ると、

生まれた住所、お母さんの実家の住所、世帯主がその時にいた住所、のどの説をとるかを決め、
その地域にあるいくつの神社に問い合わせる、

という方法になるみたいです。

神社のお参りの仕方

初詣に限らず、神社にお参りするときの基本的なマナーです。

1.鳥居は、世俗と神様の世界を分ける目印なので、まずお辞儀をして通る。
また鳥居の真ん中、参道の真ん中は神様の通り道なので

避ける。

2.手水(ちょうず)で手を洗い口をゆすぐ

(1)右手に柄杓を持って左手を洗う

(2)左手に柄杓を持って右手を洗う

(3)左手で水を受けて口をゆすぐ

(4)口をつけた左手を洗う

(5)最後に柄杓の柄を洗って元の場所に戻す

3.二礼二拍手で参拝する

(1)二礼は腰を90度折って深いお辞儀をする

(2)二拍手は胸の高さで手を合わせる

(3)最後にもう一度深いお辞儀をする

初詣ではお願い事をしない

これも初詣に限らず、
神社にお参りするときには願い事よりも

まず神様にご挨拶、
これまでのこと、日々のご守護への感謝を述べる
決意表明する

といったお参りが良いとされていますよね。

それで、
自分が成し遂げたいことに対して、ご守護や後押しをいただけますように、
というのがよいみたいです。

お守りのいただき方・お返しの仕方

当然ですが、お守りや御朱印などは
参拝の後でいただきます。

お守りは買う、ではなく、
あくまでも拝受するもの。

神社マニアの方は

「感謝」が一番のお守りと言っていました。

また、これは番組では言っていませんでしたが、例えば合格とか、縁結びなどのお守りをいただいて達成できなくても、

1年後にはそのお守りはお返しして新しいものをお受けします。

古いお守りは直接返しに来られなければ、行かれる範囲の神社にお返ししても大丈夫。

もし、合格したり結婚が決まったりしたら1年経つ前にお返しして神様にお礼を申し上げるのが良いそうです。




AD関連コンテンツ