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蔵前・カキモリのオーダーノートを作る【混雑・価格・所要時間について】

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オーダーノートで有名な、台東区蔵前の文具店「カキモリ」でオーダーノートを作りました。

混雑やお値段の目安、所要時間についてまとめておきます。



この記事の目次

カキモリの場所

「カキモリ」の最寄り駅は「蔵前」。

都営大江戸線と、都営浅草線の両方に蔵前駅がありますが、実はこの二つは少し離れています。

カキモリには、浅草線の駅の方が近いです。

私は、行きは大江戸線の蔵前駅から行きました。
A5出口を上がり、右に進むと寿3丁目交差点があるので信号を渡って
春日通りに対面して、国際通りをこの写真方向に進みます。

しばらく行くと右手にカキモリがあります。

※2017年11月28日からカキモリは移転して新しい場所で営業します。
〒111-0055 東京都台東区三筋1丁目6

蔵前駅からは今よりも遠くなりますが、
お店が広くなるそうなので、オーダーもしやすくなるでしょう。

今のお店の場所はリニューアルして新しいサービスを提供するそうです。
そちらも楽しみですね。

「カキモリ」の混雑具合

一時ほどの混み具合ではないようですが、それでも土日は店の外に人が並んで待っている、と言います。

一定の人数以上店内に入れてないのは、店内がそれほど広くなくて、壁付けの棚から、ノートの表紙や中身を選ぶシステムなので、余り大勢の人が一度に店内に入ると大混乱になるためでしょう。

私は、火曜日の15時ごろ行きましたが、それでもノートのパーツを選んでいる人は一度に3、4人は常時いたと思います。

可能であれば、比較的ゆっくり選ぶことができる平日がおすすめ。

オーダーノートを作る流れ

店内にも分かりやすい説明がありますし、店員さんも親切に説明してくれます。

カウンターの店員さんに「オーダーノートを作りたいです」というと、トレーを渡してくれるので、その中に、表紙や中身を選んで入れていきます。

選んだら、カウンターに持っていて
ゴム止め、封函止め、ボタン止めなどのオプションを選び、見積もりを出してもらいます。

それでOKなら、製本してもらって、お会計して、必要ならラッピングをしてもらって、おしまい、です。

作れるノートのサイズや綴じ方

A6、A5の2つのサイズがそれぞれ、たて、よこ、どちらにもできます。。

ノートの綴じ方はリングのみで、
1辺全部を綴じるか、
写真のように、上下だけにするかを選べます。

オーダーノート価格の目安

そういえば、カキモリのホームページには、パーツの値段や1冊作った場合の価格の目安などが記載されていません。

選ぶパーツの値段や、オプションで価格が大きく変わってしまうためと思われますが、

参考までに、今回私が作ったノートの金額を書いておきますね。

表紙
羊皮紙 500円
プリント 500円

ノートの中身
バンクペーパー×3 570円
コミック用紙×1 180円
封筒×1 250円

オプション
革製ボタン止め 150円

合計 2150円
※ノートの中身の単価は10円単位でいりくりがあるかもしれませんが、
合計金額は領収書を確認したので合っています。

表紙は1枚450円から、
革製のものは1600円というものもありました。
表紙の種類は30種類ほどあり、プリント柄などはいつも同じものではないようです。

ノートの中身は、ふつうの、文字を書く用紙は17枚1パックで、
リングの直径との関係で、このパックを2~4選ぶのが
バランスがよい、とのこと。

よって、表紙が1000円として、
シンプルに横罫や無地の紙を4パック入れた作りでも
1700円くらいになります。

オプションを、ペンを挟めるタイプ(300円)にしたり、
表紙の角を補強する角金(1つ350円、最低2個必要)をつけたり
すれば、あっという間に3000円、4000円になりそう。

「10年日記」のように、何年も、中身のレフィルを交換しながら使い続ける表紙ならそれくらいかけてもいいかも。

個人的には、表紙の色や柄もときどきは変えたりしたくなりそうなので、そこまでは凝らないかな。

代金はクレジットカードでも払うことができます。

サインがペンタブレットで、領収書はメール送付、とちょっと変わった精算でした。

ノートの中身

文字を書くための紙だけでも数種類あり、紙種ごとに罫線、方眼、無地があります。

水彩紙やコミックペーパーもあるので、スケッチブックにしたり、

写真を挟むための紙を入れてアルバムにしたりもできます。

私が行ったのは10月末だったので、カレンダーや、週、月の紙を選んで手帳を作っている人もいました。

試し書きの台があって、紙種ごとの書き心地を確認して選ぶこともできます。

今回は、バンクペーパーとコミックペーパーにしました。

バンクペーパーは、三菱製紙が銀行の帳簿用紙として作った紙で、万年筆、ボールペン、鉛筆などで引っかからずに書きやすく、バインダーに閉じたときに破れにくい性質があるので、

リング綴じのノートにはぴったりではないでしょうか。

コミック用紙は、鉛筆などで書きやすく、インクが乾きやすい、という特徴があるそうです。

製本の所要時間

シンプルにリング綴じするだけなら、早くて10分くらい。

私はボタン止めをつけたためか、20分でした。

角金はのりを乾かす時間がかかるので1時間程度だそうです。

待つ間、店内にいてもいいし(すごい混雑する日はできないと思います・・・)
一度外に出て、その日の営業中受け取りに来ても可。

蔵前は小さなギャラリーや、ギャラリー併設カフェなども多いので、そうしたところに行ってきてもいいかも。

日をまたいでいいかは確認しませんでしたが、もともと、名前入れをお願いすると3週間かかり、その場合はできてから引き取りか、送付なので、

名前入れをしなくても、代金を支払ったうえで、後日取りに来るとか、送料を払って送ってもらうことは可能だと思います。

その日のうちに受け取る場合は、会計は受け取りの時です。

ラッピングについて

ちょっと贅沢なオーダーノートなので、プレゼント用に作る人も多いと思います。

ラッピングは無料と有料があり、無料だと紙の袋ですが、これでも十分な気がします。

入学祝や就職祝いなどで革製の表紙などにしたら有料(108円)の紙箱に入れてもいいかも。

ノートは、一度透明なセロハンの袋に入れてからラッピングしてくれます。

お渡し用の袋は、ショップ名などが入らないシンプルなクラフト紙でした。

カキモリのオーダーノート作成体験 まとめ

とにかく、店員さんがとても丁寧で親切。

正直、自分自身は筆記具や紙にそれほどこだわりがなく、贈り物としてこちらのオーダーノートを作りに行きましたが、

文具マニアでなくても気後れせずに買い物できる心地よさがありました。

表紙を残して中身を新しくもできるので、手帳や日記帳として作るのも楽しそうですね。

初めてオーダーするのなら、やはりできるだけ空いている平日に行くのがおすすめです。