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ヤマモリのレトルトタイカレー「パラダイス」(フルーツカレー)味感想

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ヤマモリから日タイ修好130周年記念で発売された、レトルトカレー「タイカレー・パラダイス」を食べてみました。
※現在は、レギュラー商品として「フルーツカレー」という名前で販売しています。

2017年5月8日からの発売だったそうですが、
6月に東急東横の成城石井でマッサマンカレーを買った時にはなかったような?



タイ料理に「パラダイス」というカレーがあるの?

商品名が「タイカレー・パラダイス」となってますが、

パラダイス、という料理がタイにあるような気がしません(笑)。

もっとも、グリーンカレーもレッドカレーも
タイでは違う名前で呼ばれています。

タイ料理のゲーン・クアとの関係は?

商品パッケージの裏には、

「ゲーン・クア」と呼ばれるタイ本場のフルーツカレーを再現しました。

と書かれていました。

ゲーンというのは、
私たちがタイカレー、呼んでいる料理に使うペーストで

クアは炒める、という意味。

炒め煮にした、というくらいの意味のようです。

ヤマモリでは
レッドカレー(ゲーン・ペット。ゲーン・ペッと書いてあることも)の
ペーストにココナッツミルクとマンゴーピューレを入れた、
と書かれていましたが、

本来は、ゲーン・クアとゲーン・ペットは
違うもので、ゲーン・クアはコリアンダーなどのスパイスを使わず
生ハーブの香りが特徴だと言います。

ゲーン・クアのペーストは
トートマンプラー(さつま揚げのような魚のすり身の揚物)
にも入れますが、

日本ではゲーン・クアが市販のペーストでは
手に入りにくいので、
レッドカレーペーストで代用することが多いそうです。

具材も、
鶏肉とパイナップルというのが決まりなわけでもなく、

鶏肉と冬瓜とか、海老とパイナップルなどがあります。

ちなみに、パイナップルはタイ語でサッパロットと言います。

ただ、いろいろ調べてみても、
マンゴーのピューレをゲーンに入れるカレー
というのがそんなにポピュラーなのか、というとそうでもないように思えて、

このヤマモリの「パラダイス(フルーツカレー)」がどれくらい、忠実に「ゲーン・クア」を再現したものなのかは、判断できませんでした。

「パラダイス(フルーツカレー)」を食べた感想!

レトルト袋のまま、5分間熱湯で温めて
器に入れました(我が家、電子レンジがないので)。

真ん中に大きく映っているのは
コブミカンの葉ですが、

パッケージに「コブミカンの葉は刺激が強いので、
取り除いて食べるように」とありました。

辛さの表示は「2」で
レッドカレーの「3」よりは辛くない
ことになっていますが、そんな感じでした。

ただ、

マッサマンカレーと比べると
けっこう、塩味がしっかりあり
マンゴーやココナッツミルクの甘さよりも
しょっぱさの方が印象に残りました。

まとめ

これ、もしかしたら、
タイ料理にすごく詳しい人からするとつっこみどころ満載な商品なのかも
しれませんが、

自分はもともと
ヤマモリのレトルトタイカレーシリーズが好きで、

これもおいしくいただきました。


これは、商品に同封されていたリーフレットの
ヤマモリの歴史なのですが、

タイで作っているなら
レッドカレーペーストではなく、
ゲーン・クアそのものにできないのかな?とは思います。

マンゴーピューレが入っていたり具が鶏肉とパイナップル、という点については

本当にタイにそういうカレーがあるのかどうかは
分からないんですが、

この前、
麻布十番のサムロータイレストラン行ったときは、

カオマンガイのタレが
今まで食べたことない酸っぱい味だったし、

パッタイも結構店によって味が違うし、
地方や店によって味付けの幅が広いものなのかも?
と思ったりもします。

あ、結局、どうして「パラダイス」という名前にしたのかは分かっていない(笑)




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