2017年4月20日にオープンしたGINZA SIXの
中にある和食物販とイートインのお店「くろぎ茶々」で
常葉白練(ときはしろねり)
を購入しました。
テレビ東京の「アド街ック天国」でも取り上げられたお菓子ですが、
ちょっと贅沢な自宅用のお菓子として、手土産として
おすすめです。
行列することもなく買えましたよ。
この記事の目次
GINZA SIXの「くろぎ茶々」とは?
![](https://verafan.com/wp-content/uploads/2017/05/ginza6.jpg)
「くろぎ茶々」は、日本料理店「くろぎ」 オーナー兼料理長 黒木純氏と京都のお茶の老舗福寿園がコラボレーションした、
和食物販専門店
です。
GINZA SIXの店のしつらえが割烹風なので、和食レストランなのだと思っていましたが、食べるところは、ちゃんとしたレストランではなく、あくまでもイートイン、です。
でもよく考えたら、地下2階の食品売り場にレストラン、というのもおかしいですね。
イートインでは鯛茶漬けなどがいただけます。
住所:東京都中央区銀座六丁目10番、11番 GINZA SIX B2
営業時間:10:30~20:30
GINZASIX「くろぎ茶々」の混雑・行列は?
オープン初日は、GINZA SIXに入ること自体がすごい行列でしたが、
ゴールデンウィークの最終日、5月7日の16時頃通りかかったときには普通に入店できました。
地下2階の食品売り場は込んでいる感じではありましたが、身動きが取れないほどではありませんでした。
ただ、このときは常葉白練は売り切れだったので、
「平日午前中なら買えるだろう」と考え、
翌日、5月8日月曜日の開店時間に合わせて行きました。
開店前は、GINZA SIXの2カ所の入口に数十名くらい人がたまっていましたが、
開店すると、「くろぎ茶々」に直行したのは私だけ。
あっさり買えてしまいました。
GINZASIXくろぎ茶々の『常葉白練』実食感想!
『常葉白練』のパッケージ
常葉白練は、白木の箱に入っています。値段は2910円。
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お菓子本体は紙の箱にはいってフィルムがかかっているのですが、それをさらに笹の葉で包んであります。
![](https://verafan.com/wp-content/uploads/2017/05/tokoha-3-1.jpg)
この木の箱には引き出しがついていて、黒蜜と鶯きな粉が添えられています。
![](https://verafan.com/wp-content/uploads/2017/05/tokoha-4-1.jpg)
※2017年12月31日に再び買ったら、下のような説明書が添付されていました。
引き出しに気が付かない人が多かったのかもしれませんね。
その時も、特に混んではいませんでしたよ。
![](https://verafan.com/wp-content/uploads/2017/05/setumei-1.jpg)
常葉白練のお味は?
常葉白練は、
濃厚なレアチーズケーキに、抹茶の葛かんを重ねた、和洋折衷のお菓子です。
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![](https://verafan.com/wp-content/uploads/2017/05/tokoha-7-1.jpg)
葛かん、というのは、葛と寒天を両方使って固めた和菓子です。
某口コミサイトで「抹茶の葛餅」と書いているコメントがありましたが、葛餅とは別物ですよ。
葛だけでは葛ねりのようになり、寒天だけではしゃきっというか、ぷりん、とした食感になりますが、
葛と寒天を、ちょうどよい比率で使って固めると、
まるでゼラチンを使ったお菓子のような
ふるん、
とした食感になります。
これは精進料理やベジタリアンのレシピではよく使われている手法です。
最初、ナイフを入れたときに、固い感じがしたので、
「冷蔵庫に入れない方が良かったんだっけ?」
と一瞬考えましたが、要冷蔵です。
消費期限は翌日になっていますので、手土産にも持っていきやすいと思います。
固く感じたのは、チーズケーキ部分が濃厚でみっしりしているためで、
抹茶の葛かんは翌日まで冷蔵庫に入れておいてもフルフル柔らかいままでしたよー。
「抹茶のムースのようなものを合わせたチーズケーキ」ってありとありがちに思えるのに、
ムースではなく、葛かんだからなのか、なんか食べたことがない新鮮な感じ。
何もかけない状態と、添付されている、黒蜜、鶯(うぐいす)きな粉をかけた状態で食べました。
![](https://verafan.com/wp-content/uploads/2017/05/tokoha-8-1.jpg)
うーん、やっぱり、黒蜜と鶯きな粉をかけた方が、
細かい粒子のカリカリした食感と黒蜜の香ばしさが加わっておいしいです。
そう、普通きな粉って、モハモハした食感ですが、この鶯きな粉は、シャリシャリ、カリカリしているんです。
原材料は
砂糖、青大豆、抹茶、食養油脂、食塩
なんですけれど、砂糖がグラニュー糖の細かいのなのでしょうか?
かけなくても甘みは十分あるのですが、なんとなく、葛かんとチーズケーキがなじんでいない感じがします。
かけると一気に完成度が上がる感じ。
飲み物は緑茶が合うと思います。
翌日はコーヒーも試してみたのですが、
チーズケーキが濃厚なので、ミルクの後味が口に残っていて、
その後でコーヒーを飲むと味が混ざって
「コーヒーにクリームを入れて飲んだ」
みたいな後口になるのです。
それが好きな人はいいと思うのですが、
緑茶の方がいちど口がすっきりして、お菓子をおいしく食べられると思いました。
もう1種類、
「常葉 白小豆」3240円
は抹茶の葛かんと白小豆を重ねたもので、やはり、白小豆の層はみっしりしているようですが、
こちらはもっと和菓子寄りですよね。
個人的にはやはり、
抹茶葛かんとチーズとの組み合わせ、という和洋折衷が他にはなくて、
おもしろいと思うのですよ。
くろぎ茶々で、『常葉白練』通販、予約、取り置きはできるの?
今のところ、
『常葉白練』の通信販売、電話やネットなどでの取り置きは、やっていないようです。
店頭で購入して、後で取りに来る、という意味での「取り置き」は可能です。(私の次に買った女性客がそうでした)
当日の営業時間中に受け取りにくればいいそうです。
GINZA SIX「くろぎ茶々」の『常葉白緑』 まとめ
お値段2910円は、お菓子として安くはないですが、
4等分して4人で食べるくらいがちょうどいい量ですから、4人分、と考えれば、1人730円くらい。
例えば、サダハルアオキのケーキ1個と同じくらいですね。
比較的値段が高いからか、オープニングの混雑がひと段落した今では、
「開店前から並ばないと!」というほどではありませんので試してみては。