先日、我が家の浴室にある東京ガスの給湯機器のリモコン(正確には熱源機部材リモコン、というようですが)IBR-A06B-NSV
に、エラーコード「111」「113」が出て
お湯が出ない、台所のガスレンジ・床暖房・浴室乾燥機が動かないという事態になってしまいました。
エラーコード「111」「113」の対処方法、自分でリセットして復旧させる方法についてまとめました。
この記事の目次
エラーコード「111」「113」が出た
我が家の給湯器、
IBR-A06B-NSVです。
お風呂にお湯を入れるために、リモコンの「自動」を押すと、
しばらく水が出るのですが、温かくはならず、そのまま止まってしまい、
この写真で、時刻が表示されているところに「111」と表示されました。
一度スイッチを切ってから再度立ち上げればいいのかな、と考えて、
「運転」を押して動作を止めてから再度「運転」を押すと、つぎに「113」が表示されました。
ネット検索すると
111・・・給湯不良
113・・・点火不良
という意味らしい。
もしや・・・と思い、台所のガスコンロをつけると火が付かず、リビングの床暖も切れていました。
1月末の、まだ寒波の余韻がある日だったので、焦りました。
「111」「113」は修理しなければならないのか?
「111」「113」でもう一度検索すると、ガス設備の修理を行う店のサイトばかりが上位にでてきました(東京ガスのライフパルではない)。
給湯不良、点火不良、ということだけが書かれていて、原因の説明もなく、修理依頼へのボタンがあるようなページばかり。
これではらちが明かないと思って、東京ガスのライフパルに電話しました。
18時過ぎていたので営業終了かと思っていましたが、まだやっていました。
そこで状況を説明すると、
「安全装置が働いてガスが止まっている状態なのでガスメーターを操作してリセットしてください」
ということで、手順を説明してくれました。
結論からいうと、修理の必要はありませんでした。
その時に行ったことを書きますが、お住まいによりガスメーターの部品の詳細は違うかもしれませんし、
他の原因で111、113が出ている可能性もありますので、東京ガスの場合は、ライフパルに電話してから行ったほうがいいでしょう。
※2018年8月3日追記
2018年6月の関西の地震の際、大阪ガスの公式サイトに、地震で安全装置が止まった場合の復旧方法が載っていましたが、同じような内容でした。
1.風呂、台所、床暖など、家の中のすべてのガス器具を止める。
2.ガスメーター(集合住宅の場合、家の外、共用廊下などに扉があってその中にガスメーターがあります)を見て
赤いランプが点灯していたら、安全装置が働いています。
3.黒いキャップを左に回して外すと、中に金属の棒があるので、ゆっくり押して2秒ほど数えて指を放します。
このとき、赤いランプは一度ずっと点いて、再び点滅し始めますが、それは無視してOK。
4.キャップを締めます。
5.3分間待ってから、給湯や、ガスコンロ、床暖の稼働確認をします。
これで我が家ではガスが使えるようになりました。
「111」「113」の原因は?
後から思い出したのですが、7年くらい前にも同じようなことがありまして、
原因は、浴槽の栓をしないで、給湯していたための、安全装置が働いた、ということでした。
今回は小型の洗濯機(手動で水を入れるタイプ)にシャワーでお湯を入れていて止め忘れたんですね。
地震の時も安全装置が働いて、ガスが止まることがあります。2018年大阪での地震で多発したようですね。
東京ガスの給湯器でエラー「111」「113」は修理不要!自分でリセットする方法 まとめ
東京ガスの給湯器で出るエラー「111」「113」はほとんどの場合、お金がかかるような修理は不要と思われます。
「111」「113」が出た時の対処法は、(念のため)東京ガスライフパルに電話をし、自分で、リセットを行う、でOKです。
追記:最近、東京ガスから、地震で安全装置が働いてガスが止まってしまった場合のリセット方法についてのチラシがきましたが、この記事にまとめた方法と同じものでした。