プリント布のヘアバンド(カチューム、ターバン)はおしゃれ小物を扱う雑貨店などで売っていますが、
ミシンで直線縫いをするだけなので、自分でも簡単に作れます。
深みのある色合いで子供っぽくならない花柄が人気の、リバティプリントのタナローンは、厚過ぎず、うつすぎず、家庭用ミシンのハンドメイドでも扱いやすい生地で、仕上がりもおしゃれ。
今回は、家にあった、55㎝×38cmのカットクロスを使って、クロスターバンを作ったので、寸法などをメモしておきます。
この記事の目次
リバティはカットクロスでいろんな柄を楽しもう!
リバティのタナローンは、1mあたりの値段が3000円(税抜)もします。
他のアイテムも作ってお揃いにする、という手もありますが、
とりあえず、クロスヘアバンドだけを作りたい、
というのなら、1種類の布がたくさんあるよりも、同じ値段なら布の種類が多い方が楽しいですね。
そんな時に便利なのが、カットクロスです。
お任せセットでなければ、単位あたりの値段は割安になることはほとんどありませんが、
必要な分だけ買えるのはうれしいですよね。
「ユザワヤ」では、55㎝×50cmのカットクロスを810円(税込)で販売しています。
リバティのカットクロスを使った「クロスターバン」の作り方
材料と布の切り分け方
55㎝×38cm・・・1枚
1㎝幅の白ゴム・・・24㎝
ミシン糸
私が持っていた布は55㎝×38cm(約)だったので、
本体:22cm×38cm・2枚
ゴムを覆うパーツ:11㎝×38cm
に切り分けました。
他に使ったものは、パジャマ用ゴム1㎝幅24㎝です。
ゴムは、強さと好みによって使用する長さが変わってきます。
「クロスターバン」の作り方
1.中表にして輪に縫います。
3枚の布を中表に半分に折り、アイロンをかけます。
長片の端1mを縫い代にしてミシンで縫います。
はじっこは写真のように斜めに切り落とすと、
表に返したときにゴロゴロしにくくなります。
2.縫い代を割ってアイロンをかけます。
3.表に返して、縫い代はどちらかに端に行くようにして
アイロンをかけます。
※このサイズではひも返しを使わなくても
手だけでひっくり返せます。
4.本体をクロスさせます。
このように十字に重ねて
それぞれを半分に折ります。
ねじらないように注意。
5.本体にゴムテープを付けます。
本体の端を2枚重ねてこのようにたたんで幅をゴムを覆うパーツの中に入るようにします。
待ち針を打つか、しつけ糸で止めます。
ゴムの端を1cmくらい本体の端に重ねてしつけ糸で止めます。
ミシンで縫います。
二重縫いにするとよいでしょう。
ゴムを覆うパーツのはじっこを8㎜くらい折り込んでアイロンをかけててから、ゴムを通します。
ゴムを引き出して、反対側の本体もたたんで幅を調節してゴムをとめつけます。
本体にゴムがついて、ゴムを覆うパーツが通っている状態です。
6.ゴムを覆うパーツを本体に被せて縫い付けます。
ゴムを覆うパーツの端に本体の端を入れ込んでしつけ糸で止めます。
ミシンで端5㎜くらいのところを縫います。
すでに本体にゴムを止めてあるので、ロの字にはしなくてよいでしょう。
反対側も同様にしますが、
ゴムを覆う布がねじれないように注意してください。
私は捩じれていて、一度ほどいてやり直しました(泣)。
7.これで完成です。
リバティのカットクロス1枚使いきりでクロスヘアバンドのまとめ
作ってみての感想ですが、このサイズだと大人が使うと、ちょうど本体とゴムの境目が耳の上くらいになります。
また、ゴムを覆う布のクシュクシュ感はあまりありません。
クシュクシュがたっぷりある方が好みであれば、同じ切り方で通すゴムを15cmくらいの長さにして、
10~12才くらいの子供用にしてもよいかもしれません。
子供用なら、ゴムを覆うパーツの布の幅を9㎝くらいにするといいかと思います。