2017年3月9日放送「じゅん散歩」で
西武池袋線東長崎駅近くにある、ドイツ風ハム工房「武田ハム」を高田純次さんが訪れて、ハムの真空パックのようすを見学したり、
ボンレスハムを試食したりする様子が放送されました。
翌日10日に、ISP(池袋ショッピングパーク)に行ったら、武田ハムのお店があったので、
スモークハムを購入してみました。
武田ハムとは?
武田ハムは、東京都豊島区南長崎にある「株式会社丸正タケダ」の、ハムブランドです。
武田ハムでは、製造に2週間程度かけているので、大量に生産することはできない、とのこと。
番組では、武田ハムのこだわりとして
にがり成分を含んだ天然塩を使い、肉の旨味を引き出したほどよい塩加減が評判
という説明がありましたが、
ハムやソーセージの主原料は「豚肉」です。塩よりもどんなお肉を使っているのか気になるのは私だけ?(笑)
公式サイトによると、原料となる豚肉は、農事組合法人「谷中食品生産組合」が生産する、千葉北総産の豚肉だそうです。
番組で天然塩と紹介されていた塩は、「天塩」と公式サイトにありましたので、これだと思われます。
そして、製造過程では、大手では3日程度のこともある漬けこみに2週間かけ、桜の木のチップでスモークしているそうです。
武田ハムは「無添加」ではない、って話
武田ハムはいわゆる、無塩せきとか、無添加ではありません。
これはスモークハムの写真ですが、ボンレスハムなどの他のハムの原材料名もほぼこれと同じだったと思います。
でも、大豆たん白、卵たん白、乳たん白などの増量剤は使われていませんので、ハム本体は間違いなく「豚肉」です。
亜硝酸Naについて、私は気にしないんですけれど、気になる方は、武田ハムのサイトではありませんが、こちらが参考になると思います。
保存、流通のために必要、ってことです。
発色剤(亜硝酸・硝酸)についての考察
http://www.hobbito.com/shopping/policy.php
リン酸塩は、中華麺に使われる「かんすい」にも含まれています。
リン酸塩は摂りすぎない方がいいのですが、さまざまな加工食品に使われているので、1つ1つの食品での含有量は少なくても、いつも加工食品ばかり食べていると結果、たくさん摂ったことになってしまいます。
ハム・ソーセージだけではなく、加工食品全般気を付けたほうがいいんでしょうね。
個人的に、ハムやベーコンを買うときにちょっとに気にしているのは「アミノ酸」。
別に害があるわけではありませんが、伊勢丹の地下なんかで売っている、いい感じのお店のハム、ソーセージで、原料肉はイベリコ豚なんかでも、アミノ酸が入っているとハムでもキムチでもちょっとつまらない味になるような気がしています(個人の感想です)。
武田ハムは、アミノ酸は入っていません。
武田ハム・スモークハムの感想
今回、ISPのお店では、「じゅん散歩」紹介記念で、よりどり3パック1080円販売を行っていました。
個別のお値段は540円なので、3パックで1620円ですから、かなりお得なのですが、うちは少人数家庭なので、1パックだけ。
量は160gです。
スモークハム、という割にはスモークの香りはあまり強くないです。
クセが強いものわりと好きなので、もうちょっと香りがあってもいいな。
塩気はほどよく、まろやかで肉の食感がしっかりあっておいしいと思いました。
ホワイトロースハムという、まったくスモークしないハムもありました。
家庭で豚の肩ロースやモモでボイルハムを作るとすむーくフレーバーはつきませんが、ドイツハムにもノンスモークのものがあるんですね。
この時は「じゅん散歩紹介記念」となっていましたが、その後池袋ショッピングパーク店を何度か訪れて、結局、いつもよりどり3パック1,080円で売っていることが分かりました(笑)。
武田ハムはどこで買えるの?
武田ハムの直営店
池袋ショッピングパーク
池袋西武百貨店
市川シャポー
調布パルコ
光が丘IMA
※以前はCOPICCE吉祥寺にもお店があったのですが、閉店しました。
近所や、行くチャンスのある場所に直営店がない、という場合は、一部の商品は通信販売でも買えますよ。