フジテレビ系「その原因、Xにあり」2016年1月13日放送の回で
「ピンクの電話」の清水よし子さんが冬太り解消のために挑戦したのは、
2週間あるものを飲むだけ、というダイエット法。
清水よし子さんの公式ブログにも、
番組の企画で年末にダイエットして「とても驚きの内容」と書かれていました。
備忘メモとしてまとめています。
この記事の目次
冬太りの原因は?
本来、冬は気温が下がり、体温を上げるために
基礎代謝がアップして夏よりも痩せやすくなる季節です。
それが冬太りしてしまう原因の一つが暖房の使い過ぎ、とのこと。
清水さんは、エアコン、ヒーター、床暖房にかなり頼った生活をしていました。
スタジオでも、安藤優子さんから
「高校時代、アメリカに留学していた時のホストファミリーの家が
セントラルヒーティングで、あっという間に太った」
と体験談を語っていました。
(アメリカ留学で太るのは食生活の影響も大きいと思いますが。。。)
飲むだけのダイエット法とは?
「その原因、Xにあり」1月13日放送分の予告動画でも清水よし子さんが挑戦したダイエット法の一部が出てきます。
甘くて、白くて、つぶつぶが入っている飲み物。
これは甘酒豆乳です。
指導は日本医療栄養センターの井上正子先生でした。
甘酒豆乳ダイエットのやり方
甘酒豆乳ダイエットには、
1.普通に生活をしながら、甘酒豆乳を飲む方法
2.甘酒豆乳を飲んでプチ断食をする
(夜だけ、1~2日など)
といったやり方がありますが、
今回は、清水さんは、
朝食の代わりに甘酒豆乳を飲む
という方法を2週間続けました。
甘酒に含まれるブドウ糖はすぐにエネルギーに変わるので、
朝飲むとその後日中の活動で代謝が上がりやすくなるそうです。
甘酒豆乳ダイエット向きの甘酒と豆乳は?
甘酒には
米と米麹を発酵させたもの
酒粕に砂糖を加えて水で薄めて加熱したもの
があります。
ダイエットに向いているのは、
米と米麹を発酵させた甘酒です。
酒粕も発酵食品ですし、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が豊富、
コウジ酸が含まれている、など、
美容や健康に良い要素はあるのですが、
砂糖(単糖類)で甘みを付けるので
ダイエット向きではありません。
(自分で酒粕と水、甘みは蜂蜜やオリゴ糖にして作ればよいのかも・・・?)
米と米麹の甘酒にも、
おかゆのような濃いもの(薄めて飲む)と、そのまま飲める薄タイプ
白米、玄米、雑穀米、古代米など
いろいろな種類があります。
甘酒豆乳ダイエットでは濃いタイプがおすすめ。
また豆乳は甘みやフレーバーがついた調整豆乳ではなく、無調整の豆乳にします。
甘酒豆乳の作り方
甘酒と豆乳を混ぜて温めるだけです。
量は、
豆乳 130ml
甘酒 大さじ3
夏などは、冷蔵庫から出した豆乳、甘酒をまぜただけでお
美味しいのですが、(レモン汁をちょっとプラスしても)
ダイエットのためには、内蔵を温めて代謝をアップするために
電子レンジで温めます。
番組では500wの電子レンジで1分30秒加熱していました。
甘酒の多くは、発酵を止めるために火入れしてから出荷されています。
また、甘酒豆乳にするために加熱すると、乳酸菌が死んでしまい、
発酵食品を食べる意味がないのでは?という疑問が出てきます。
甘酒や味噌などの植物性乳酸菌の中には、
ヨーグルトなどの動物性乳酸菌よりも熱に強いものがあると
いわれています。
火入れすると、一応、発酵が過剰に進むのは止まりますが、
それでも長時間経つとだんだん、酸っぱくなった経験があるので、完全に死んでしまっているわけではないようです。
また、仮に死んでしまっても、死菌、と呼ばれる死んだ乳酸菌にも腸内で善玉菌のエサになる、悪玉菌を吸着して
排出する、といった効果があるそうです。
甘酒豆乳の栄養とダイエット効果
よく、甘酒は「飲む点滴」と言われますが、
主な栄養分は、ブドウ糖、ビタミンB群、アミノ酸などです。
甘酒は薄めずに口にすると「ウッ」となるくらい甘いので、これでダイエットできるの?
とおもうかもしれませんが、
麹で発酵させた甘酒の20%はブドウ糖です。
ブドウ糖は、体内ではエネルギーに変わやすく脂肪として蓄積されにくい糖分です。
また甘酒には糖、脂質、たんぱく質の代謝に必須の、ビタミンB群がふくまれています。
ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなどのビタミンB群は、
甘酒の中のブドウ糖、食事で摂った糖、脂質、たんぱく質の代謝を促します。
甘酒には9種類の必須アミノ酸と、必須アミノ酸以外のアルギニンやグルタミンなどが含まれます。
アミノ酸には筋肉や血管などの体の組織を作ったり、といった働きがあります。
アルギニンやグルタミンなどはトレーニングで筋肉を付けたい人にも欠かせないアミノ酸です。
また甘酒には発酵食品です。
甘酒に含まれている植物性乳酸菌はヨーグルトなどの動物性乳酸菌よりも腸に届きやすい、
といわれています。
さらに、乳酸菌を活性化させるオリゴ糖、腸を刺激し、便のカサを増やす物繊維も含まれている
甘酒には、腸内環境を整え便秘解消の効果があります。
ちなみに、甘酒にはコウジ酸も含まれていますが、コウジを肌に塗ると美白効果があるというのは分かったのですが、飲むとどういう効果があるのかは分かりませんでした。
一方、豆乳には
大豆イソフラボン:女性ホルモンのエストロゲンと同じように働く
大豆サポニン:抗酸化作用、脂質や糖質の吸収を防ぐ
β-コングリシニン:悪玉コレステロールを減少させる、血液をサラサラにする
が含まれています。
甘酒豆乳ダイエットは、甘酒と豆乳を合わせて飲むことで
代謝アップや、腸内環境の改善などの効果があり、
ダイエットにつながる、という考え方のようです。
甘酒ダイエットの効果は?
清水よし子さんは、2週間、甘酒豆乳ダイエットをして
ぜんせん入らなかった洋服がゆるゆるになった
とコメントしています。、
体重は60.9kgから59.2kgでマイナス1.7㎏
ウエストは95㎝から93cmで2cm減少しました。
すごく痩せた!という数字ではありませんが、
甘酒豆乳を朝食代わりに飲むだけで、他に運動などはせず、2週間で、2Kg近く減量しているのですから、それなりの効果なのかな?
甘酒豆乳飲むだけダイエット「その原因、Xにあり」 まとめ
甘酒と豆乳を混ぜて温めて飲むだけの甘酒豆乳ダイエット。
飲むタイミングは朝。
甘酒のブドウ糖はすぐにエネルギーになるので日中の活動による代謝アップが期待できるそうです。
そして基礎代謝を落とさないようにあまり暖房に頼りすぎないことも必要なようですね。