2016年になってから、
周囲で「もう友達になっているはずの人から友達申請が来た」という話を
よく聞くようになり、自分にもそういう申請が来ました。
検索すると2013年にもこの種のFacebookスパムがあるので、
最近始まったというわけではないのですが、
なぜかまた流行っている感じです。
この記事の目次
本物アカウントをコピーするなりすまし
なりすましには、
- プロフィール写真はディズニーキャラクター
- 名前の一部が本物と異なる
といった、いかにも、な
少しチェックすれば「おかしいよね?」
と分かるタイプのものもあるのですが、
プロフィール写真も基本情報もコピーされていると
「前に友達登録しているはずなんだけれど・・・
操作ミスで切れたのかな?」
と承認してしまう人も多いようです。
見分け方
写真、名前、基本情報が同じなので、
パッと見では分かりにくいのがやっかいです。
そのアカウントの「友達」を見て、
共通の友達がいたとしても、
その人がスパムと気づかずに承認してしまったかもしれません。
コピータイプの偽物は、
- 写真や投稿がない
- アカウントのURL文字列で無意味な文字の羅列になっている
といった点で見分けることもできます。
また、facebookの検索欄に
友達の名前を入れて検索をかけてみて、
同じ顔写真のアカウントが2つ出てきたら、片方が偽物、
ということになります。
もしも承認してしまったら?
偽物と気が付かずに友達承認してしまうとどうなるか、
ですが・・・
同じような偽物アカウントを2人承認すると
自分のアカウントを乗っ取られる、
というタイプのスパムもありますが、
多くの場合、乗っ取り、というよりも
友達承認するとメッセージを送ってきて、
有料サイトに誘導する、といったことが行われるようです。
承認してからそのアカウントが偽物、と気が付いたら
すぐにブロックします。
放置すると、あなたの友達に同じ偽アカウントから
友達申請が贈られたときに「共通の友達がいるから」と承認してしまう人が
出るかもしれません。
偽物から友達申請があったら
承認せずに
1.本物のアカウントである友達に「なりすましらしい人から友達申請があった」と
連絡します。
2.facebookになりすましの報告をします。
なりすましアカウントの、右の「・・・」をクリックすると
「報告」という項目があります。
自分のなりすましがいる、と連絡があったら
友達から「なりすましアカウントから友達申請があった」という
連絡をもらったら
facebookのフィードで、
私はメッセージなしで友達申請はしていませんので、それはにせものです」
などのお知らせをしましょう。
そして、facebookになりすましの報告をします。
なりすましを防ぐには?
自分のなりすましを防ぐ1つの方法は、
友達リストの公開範囲を「友達」限定にすることです。
すると、全く知らない人があなたの友達に
スパムを送ることはできなくなります。
facebookの使い方とリスク管理
facebookを使う目的は人それぞれです。
私は、facebookは完全にプライベートの話しかしないので、
直接会ったことがあるか、他でも交流がある人しか
友達申請にはOKしませんし、
知り合いらしい人から申請が来てもメッセージがない場合は
承認しない、とプロフィールにも書いています。
(ですからちょっと感じ悪いかな、と思いつつ、
メッセージなしの申請はしばらく時間をおいて削除しています)
ビジネス目的でfacebookを使っている人などは、
どこでどう知り合ったのか覚えていないという人も友達になっていたりして
友達の数がものすごく多くて、
もともと友達だったのか、そうではないのか、把握しにくい、
ということもあると思います。
ですが、自分が原因となってスパムを広げてしまわないために、
友達申請には、即、応じるのではなく、
おかしなアカウントではないか、を確認する、
といったことが必要だと思います。
参考にしてみてください。