健康

過熱しても牡蠣に当たった・症状と原因とは?



生食ではなく、過熱した牡蠣でも、「当たった」ような症状が出た、という東京都の30代女性の体験談をご紹介します。

また、加熱した牡蠣で体調不良になる原因について調べてみたのでまとめておきます。


【体験談】加熱して食べた牡蠣にあたった・・・


2014年年明け早々、牡蠣にあたりました。


それは二度と経験したくないできごとでした。


世間ではお正月という時期で、もちろん近くの病院なども年始休みに入っていました。


私は、鯖や海老や牡蠣に当たるといった事が今までなく、インフルエンザに罹ったことも、食中毒になったこともなく、まさか自分が牡蠣にあたるなんて、その時まで全く思っていませんでした。


その牡蠣は、広島産の生牡蠣で、友人から送られてきたものでした。
初めて目にする殻付き牡蠣に興奮しつつも、調理方法を教えてもらい調理しました。


その時は沸騰した湯に殻ごと牡蠣をいれて火を通していくと、殻が自然と開き身を取り出しやすくなります。


この時期の牡蠣は生でも食べれるという話を聞いていたのですが、
少し怖かったので加熱していただくことに。
もちろん、90℃以上の熱処理をしていました。


しかし6時間後、事件はおこりました。


夜中の12時、突如激しい腹痛に見舞われ目が覚めます。
この痛みはなんだろう・・・。と思うまもなく、吐き気に襲われ急いトイレに立つ余裕さえなく近くのゴミ箱へ。


もの凄い気持ち悪さと、腹痛で段々と冷や汗が出てきます。吐いたものは間違いなく牡蠣。


まさかこの私が牡蠣に当たるなんて!?と思いました。


熱は出ていないようで、とにかく吐き気と腹痛。


吐いてしまえば治まるのではなかろうかとトイレに居座ること1時間。


ようやく吐き気が治まったかと思えば、これ以上ないくらいお腹が激痛に。
布団の中で丸くなり必死に痛みに堪えること4時間・・・。
痛いながらもとにかく助けを呼ばなくてはと、隣の部屋にいる母の携帯電話を鳴らす。もう起き上がる事すらできなくて電話をかけるのに必死な私。


この時、既に朝の5時。こんなによく耐えたものです。


ようやく母が異常な事態を把握して、まさかの正月に救急車に来てもらうことになりました。


結局救急車を呼ぶならば早い段階から呼べばもっと早くに楽になれたのに、
何故こんな時に我慢したんだろう・・・
と後になって思いました。


ただ、初めて経験する痛みではありましたが、


「もう少ししたら治まるのではないだろうか?」


と思い込みがあったのも事実です。


このような連休などは救急の病院などは当番制になっているため、
自分で動けない状態なら、タクシーや自家用車で救急が意外を探していくより、救急車を呼んだほうが的確に当番の病院に連れて行ってくれるので処置も早いという経験をしました。


原因は、ウイルス性の胃腸炎でした。


もちろん、自分では動けない、という状態が前提ではありますが、
牡蠣でのウィルス性胃腸炎は本当に痛みが激しいので、恥ずかしい気持ちはあるかもしれませんが、救急車を呼んで病院へ連れていってもらうのがベストではないでしょうか。


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牡蠣に当たる原因とは?



牡蠣にあたる原因として考えられるのは、

貝毒

ノロなどのウイルスによる感染性胃腸炎

腸炎ビブリオ菌



など。
これら3つの潜伏期間は、食後、


貝毒で30分~20時間程度
ノロウイルスで24~48時間程度
腸炎ビブリオで2~36時間程度、


となっています。


加熱しても「あたる」の?


貝毒は、貝が毒を持った植物プランクトンを餌として食べて蓄積した毒なので、加熱・非加熱にかかわらず当たるときには当たります。


貝毒にあたった場合は、胃腸症状の他、しびれが出ることもあります。


ただし、一般に市販されている貝の場合、
検査体制が確立していますので、貝毒が含まれる貝が販売されていることはまずない、と考えて良いでしょう。


多くの場合、牡蠣にあたる原因は、貝毒ではなく、細菌やウイルスによるものです。


ノロウイルスと腸炎ビブリオは


熱湯の場合は2分程度、


フライの場合は180度の油で4分以上の過熱で不活性化すると言われてます。


また、病原性大腸菌O-157は、ベロ毒素という毒素を出します。
ベロ毒素は80℃で20分程度で加熱すれば非活性化するそうです。


過熱したとしても、貝が開いてすぐ、では、細菌が残っている可能性がある、ということですね。


牡蠣アレルギーの場合


牡蠣に細菌やウイルスがついていなくても、牡蠣アレルギーによって、嘔吐、下痢、蕁麻疹などの症状が出ることがあります。


細菌やウイルスが原因の場合は数時間以上の潜伏期間がありますが、


アレルギー症状は、食べてから比較的早い時間で症状が出ます。
また、生ガキ、牡蠣料理だけではなく、オイスターソースなど、「牡蠣の成分がはいっているもの」
でも症状が出ることがあります。


今までアレルギー症状が出ていなくても、アレルゲンとなる物質が体内に入ることが多いと、
疲れている時などに突然、症状が出ることもあります。


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加熱した牡蠣に当たった・まとめ


加熱した牡蠣に当たる原因の一つ、「貝毒」は市販されている貝では(厳しきチェックされているので)まずありません。


食中毒の原因となるウイルスや細菌は、加熱調理をすると活性が失われますが、90℃以上の加熱だったとしても数秒程度ではダメなことも。
病原性大腸菌O-157が出す毒素が活性を失うには、80℃の加熱で20分かかります。


また、体調不良の原因がアレルギーであることもあります。


食中毒、アレルギー、いずれも、危険な状態になることもありますので、消防庁の「こんな時にはすぐ119番」を参照してください。

http://www.fdma.go.jp/html/new/kyuukyuusya_riyou_leaflet.pdf