三島食品のゆかりジュース「赤しそ飲料ゆかり」がブームになり、かなりの品薄になっているとのこと。
ゆかり=赤しそのこと。
赤しそジュースは実は意外と簡単に手作りもできるんですよ。
ゆかりと赤しその違いとは?
三島食品のシソジュースには
「赤しそ飲料 ゆかり」
という商品名がついていますよね。
ゆかりと赤しそって何が違うの?
というか、同じものなの?
という疑問を持つ人もいると思います。
ゆかりは、赤じそを乾燥させ、細かくほぐした物。
三島食品が1970年3月という会社が赤しそのふりかけに「ゆかり」と
名付けて販売を始め、
1999年には「ゆかり」を商標登録しました。
名前の由来は、
むらさきの ひともとゆえに武蔵野の
草はみながら あはれとぞ思ふ
という古今和歌集の歌から、
「ゆかり(ふりかけ)」の色が紫いろであることと
顧客との「ゆかり=縁」を大切にする
という意味でつけたそうです。
ということで、
ゆかりジュースは
赤しそを主原料とし、
砂糖、果糖ブドウ糖液糖で甘みをつけたものなので、
家庭でも、
赤しそと砂糖
で作ればいいわけですね。
赤シソジュースの作り方
【材料】
水を使わない濃縮タイプです。
飲むときに水や炭酸水で薄めます。
- 赤シソ(酢500mlにつき一束くらい)
- 穀物酢
- 砂糖(酢と同量)
【作り方】
1.枝付きの場合は、シソの葉を枝から外し、
流水でシソの葉を洗って汚れを落とします。
きれいになったらボウルに水を張って
しばらく浸けておきます。
2.穀物酢を(アルミは不可)鍋に入れ、
フツフツと小さな泡が出てくる程度に温めます。
3.2の鍋に砂糖を加えて、温めて溶かします。
4.シソの葉をザルに上げて水気を切り、
さらにペーパータオルや布巾で水気をよくとります。
5.シソの葉を鍋に入れます。
菜箸で静かに混ぜながら色の様子を見て
きれいな赤紫色になったらザルで濾し、
冷めてから容器に移します。
水がまったく入っていないので、酢の酸が強いですから
ペットボトルなどの樹脂製ではなく、
煮沸したガラス瓶がおすすめです。
赤しそジュースの美容・健康効果とは?
赤シソは昔から食用または漢方薬として用いられており、
様々な栄養価の高い成分が含まれています。
ビタミンB1・B2・C・Eや、鉄分、カルシウムの他、
特に注目されるのがα-リノレン酸です。
オメガ3系の不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸は、
体内で、EPA・DHAに変わり、
抗酸化作用、抗炎症作用、脂肪燃焼作用などの
健康美容効果がある「油」として注目されています。
また、赤シソには、青シソにはない、シソニン、という
植物性ポリフェノールのアントシアニンが豊富です。
ポリフェノールには抗酸化作用、抗炎症作用があるそう。
ポリフェノールが豊富な赤シソを使ったジュースは
夏バテの予防や、紫外線による活性酸素の害を防ぐ、
美白、といった効果が期待できます。