お刺身用のかつおに塩を振って冷蔵庫で数時間寝かせると、水分が少し抜け、生のままとは違う、ややねっとりとした食感になります。
もともとの塩かつお(塩鰹)は保存食なのですが、この塩かつおは保存性はないお刺身のアレンジバージョンです。
岩谷マテリアル製の食品用保存袋。アイラップを使うと、バットに載せてラップをかぶせるよりも場所を取らず、
洗いものも減らせます。
塩かつおの材料、用意するもの
- かつお刺身用 1本
- 塩 かつお300gに対して大さじ1くらい
用具として、アイラップ、塩を振る時のバットなど。
塩かつおの作り方
1.かつおの重さをはかります。
2.かつおを流水でさっと洗い流してキッチンペーパーでよく水けをふきとります。
3.かつおの重さに合わせて、分量の塩を振ります。
今回は180gだったので、大さじ1/2強くらい。
(それほど厳密でなくていいです)
4.新しいキッチンペーパーに包みます。
5.さらにアイラップに入れて、空気を抜きながら口をねじってしばります。
6.冷蔵庫に入れて3時間置きます。
7.冷蔵庫から取り出し、塩を洗い流してキッチンペーパーでよく水分をふき取ります。
8.スライスして薬味とともに盛り付け。
塩かつおの保存
最初に書いたように、この塩かつおはお刺身とおなじようなものなので、
生食の日持ちはもとの刺身用かつおの消費期限と同じです。
残りそうだったら、適当な大きさにカットして、またアイラップに戻し、
小麦粉か片栗粉を入れてアイラップの中でまぶしてフライパンに油を敷いて焼きます。
もともと塩味が付いているのでそれだけでもいいですし、
たまねぎやパプリカのうすぎりなどと、レモン汁につけてマリネにすると2、3日は冷蔵庫で持ちます。
まとめ
ただ塩を振って寝かせるだけなのですが、
生のお刺身とはちょっと食感が変わるのでぜひ試してみてください。
今回は、湯せんするわけではないので、他の薄いポリ袋やジッパー付き保存袋でもいいのですが、
アイラップはしっかり口をねじって縛ると密閉されてにおい漏れやにおいうつりがなく、
ジッパー付き保存袋に比べると単価がやすいので、気軽に使えます。