4月後半に、JALカードの紹介で、TASAKI(田崎真珠)のショッピングツアーに参加して、劇団四季「アラジン」を観劇しました。
「アラジン」観劇は、今年に入ってからだけで7回目なのですが、
今回は、友人から「JALカードから案内のはがきが来た」という連絡があって、たまには、おもしろいかなーと思って申し込みました。
結論から言うと、観劇チケット+ランチのプランとしてはお値段的にはリーズナブル、
座席の位置も悪くはなく、よかったです。
ジュエリーショップであるTASAKIのショッピングツアーなので、一番の心配は、
「ジュエリーを買わなければいけないのではないか不安」
ということなのではないでしょうか。
→絶対に買い物しなければならないわけではありません。
また「観劇」が主な目的の人にとっては、
S席といってもどの程度の場所なのか?も心配ですよね。
→今回は上手または下手ブロックの10列近辺でした。
センターブロックではありませんが、前の方ですし、わりと見やすい席です。
その他の内容も含めて、今回のツアーの様子をまとめておきますので、
参考にしてみてください。
この記事の目次
TASAKI「アラジン」観劇ツアーの内容
今回のツアーの概要です。
~9:30 TASAKIのパールやジュエリーについてのレクチャー
~11:10 TASAKI紀尾井町店内でのショッピング
チャーターバスで日本橋のマンダリンホテルに移動
11:45くらいから日本橋のマンダリンホテル「ヴェンタリオ」にてランチ
12:45 集合してチャーターバスで、汐留の電通四季劇場「海」に移動
13:30 「アラジン」開演
劇場に入った時点でツアーは解散となり、16:30に舞台が終演してからは各自、電車などで帰宅、
となります。
ツアー料金は、11,800円。
「四季の会」会員でない人にとっては、「アラジン」のS席価格11,880円よりもちょっぴりだけれど安くなった上に、マンダリンホテルのランチもついてくるお得設定です。
「四季の会」会員は、「アラジン」S席を10,800円で買えますので、それよりは高くなりますが、プラス1000円でホテルランチが付くならいいかな、というところでしょうか。
今回はJALカードからの案内でしたが、
2015年に、JCBカードから申し込んだときはツアー代金が9700円くらいでランチはペニンシュラホテル、席は2階のA席でした。
ツアーの申し込み方法
TASAKIのツアーは、クレジットカード会社から案内ハガキが届いた人のみが申し込みができますので、いつでも、だれでも申し込めるツアーではありません。
カードを持っている人全員にDMが送られてくるわけではないそうで、ゴールドや、プラチナ、というわけでもなく、選択の基準はよくわかりません。
私や友人の場合はクレジットカードで、劇団四季のチケットの引落をしているので、そういうデータを見ているのかもしれません。
同伴者は1名OKです。
案内のはがきに書いてある電話番号に電話して、申し込みます。
決済は、ツアーをあっせんしていたクレジットカードで行うことが条件です。
4月後半の昼間のツアーを申し込んだのですが、
4月9日まではキャンセルや日程変更(空いていればですが)が可能、と言われました。観劇チケットだと、一定期間キャンセルが可能、というのはまずない条件なので、ここはメリットですね。
ショッピングツアー当日
紀尾井町店は、永田町または赤坂見附が最寄り駅なので、9時集合はちょうど通勤ラッシュにぶつかるのがツライです。
しかも、今、永田町の有楽町線・南北線から半蔵門線のホームに降りる
エスカレーターが工事で本数が減っていて、ラッシュ時はエスカレーターに乗れるまでがたいへんなんですよ。
7番出口から出たら、弁慶橋を渡って、
ホテルニューオータニの横を通って、
カフェ「オーバカナル」の隣が、TASAKIです。
外にウインドウがあるわけでもなく、
まるで会社の受付のような入り口で、銀座店以上に入りにくい店構えですね(苦笑)。
まずは、冷たい紅茶をいただきながら、全員で、TASAKIのジュエリーについての説明やおすすめ商品についての説明を聞きます。
前回のツアーでは「説明がジャパネットタカタ…」と密かに思っていたのですが、
今回が初参加の友人にはそのことは全く言わないでいたのですが、途中で
「高田社長みたいだね」と耳打ちされたので、やっぱりそうなのだと思います(笑)。
今回の目玉はアコヤ真珠6.5㎜玉120㎝のロングネックレス、29万9900円でした。
前回は、たしか、100㎝20万円で「この会場で、このツアー内だけの特価」と言われたのですが、
120㎝29万9900円は、いつでも売っているそうです。
TASAKIのパールネックレスの特徴は「糸」にあり、ロングネックレスを結んでぎゅっとひっぱったりして
アレンジしても切れないので、さまざまなアレンジができます。
カットボールのチェーンでつないだ7㎜玉のネックレスは17万円ちょっとで、
こちらもおすすめ商品になっていました。
30分くらいの説明を聞いた後は、
客一組に営業1人がついて、店内を回りました
私たちの担当は、「投信の窓口」のCMに出てくる投信営業のような中高年の男性でした。
えーと、はっきりいうと、お客さんをいい気持にさせることができない方でしたね・・・
普段店頭に立っているのではない、「えらい人」が駆り出されてきたのかな、という感じでした。
私はともかく、友人は、ジュエリーも好きで、
チェーンのネックレスか、黒真珠の1連は買ってもいいかなと思っていたようなんですが、
担当さんがそんな感じなので、一通り見たら、「今回は結構です」といってお断りして、
2人で椅子とテーブルがある場所で休んでいました。
全部で20人くらいの参加者がいたのですが、
購入していた人(ショッパーを持って店を出た人)は3組くらいでした。
マンダリンオリエンタルホテル「ヴェンタリオ」のランチ
ランチの時間は1時間です。
「ヴェンタリオ」はビュッフェレストランなのですが、
私たちは、団体用に用意されたお弁当、冷製スープ、ハーブティーとパンナコッタのデザート
という内容でした。
ビュッフェに立つのは面倒くさいし、
時間のロスもあるので、決まった料理が出るんだろうな、と思ってはいましたが、
前の、ペニンシュラの時は、いちおう、コース形式で一皿ずつ料理が出されたんですよ。
ビュッフェのテーブルの料理を取るのも、
お弁当箱に入っているのも、「作り置き」という点では、変わらないといえばそうです。
今回いただいた、お弁当タイプのランチの写真がこちらです。
冷製スープ(たしか、カブのスープだったと思う)。スープのピンクはビーツの色かな、と思われます。
お弁当の、真ん中の上の段の、ピンク色に緑が混ざったようなものが見た目でまったく何なのか分からず、おそるおそる口にしたのですが、
鶏むね肉ときゅうりに、たぶんビーツで色を付けたソースを絡めたものした。
サラダのつぶつぶはキヌアでした。
真ん中手前の白っぽい四角いものは、多分、エビ・カニなどの甲殻類のテリーヌです。
右側のスモークサーモンと、ローストビーフ、左の手前の海老ピラフは、ホテルらしい無難な味ですが、おいしかったです。
写真撮らなかったけれど、デザートのパンナコッタも普通においしかったです。
ハーブティーはまあまあ。
ピンクの鶏むね肉は、なんだかわからない状態で、おそるおそる口に入れるので、
残念ながらあまりおいしく感じませんでした。本当はおいしかったかもしれませんが。
1テーブルずつ説明をする人手を割けないのなら、
紙にプリントしたメニューリストを置いたらいいと思います。
料理が何かが分かっていれば、ぜんぜん気分が違ったのではないかなあ。
変に奇をてらったものより、
普通のホテルビュッフェにありそうなオーソドックスなものをお弁当仕立てに詰めるだけでいいし、
食後も、普通のコーヒーでいいと思いました。
友人が「女性受けを狙って失敗した例」と言っていましたが、
ちょっとそんな感じでした。
食事は前のペニンシュラの方がよかったなあ。
以前は、A席の代金8640円+約1000円で9700円のツアー料金だったところを、
S席の代金11880円よりもちょっと安くしている分、ランチに掛けられる費用は削られているはず。
しかし、12800円だったら「高い」と思って申し込まなかったかもしれませんので、
観劇チケットのランクを上げた分、
その他のサービス内容が落ちるのが仕方がないのかもしれません。
「アラジン」観劇
TASAKIツアーのアラジンの席は?
座席は、ランチの後、バス内で、封筒に入ったチケットをくじ引きのように選んで取りました。
お1人参加の方が1人だけいらしたので、その人の分だけは最初から決まっていたことこになります。
もらった封筒を開けてみると、私たちの席は、8列9と10でした。
下手側のサイドブロックですが、それほどはじっこではないのでわりと見やすいです。
私はこれからも何度も観るので、友だちにセンター寄りの10に座ってもらいました。
4月初めに自分でチケットを取って観劇をしたときには
上手サイドブロックにTASAKIのショッパーを持った人がいたので、
上手、下手のサイドブロックを押さえているようです。
ちなみに、
このツアー、劇団四季側と打ち合わせをしてチケットを押さえたのが、
1年半前だそうです。
こちらが、私たちが観劇した日のキャスト。
タイトルロールのアラジン役は北村優さん、ジーニー役は阿久津陽一郎さんでした。
北村さんのアラジンは軽い感じがアニメのアラジンのキャラクターに近い感じがします。
2幕の「ア・ホール・ニュー・ワールド」は、男性は出しにくい音域らしいなのですが、北村さんにはかなりあっているようでいつもすごく気持ちよいんですよね^^
阿久津さんのジーニーは、ちょっと父性を感じるあたたかさが素敵です。
劇団四季では、キャストの発表は毎週月曜日午前10時なんです。
アラジン役だけでも6人の出演候補者がいますし、他の役も1つの役に3人以上のキャストさんがいますので、
誰が出演するかは、ツアー予約時は分かりません。
ですが、どの役のキャストも、皆さん素敵なので、楽しめると思いますよ^^
開演までの過ごし方
劇場に入ってから、開演までは20分くらいあると思います。
すぐに席に座ってもいいのですが、
せっかくなので、2階ロビーに行ってみてください。
2階ロビーには、
記念撮影をするためのフォトスポットがあります。
自撮りしている人も多いですが、スタッフ桟の手が空いていたら撮影をお願いすることもできます。
他には、本当に宇宙に行った「魔法のじゅうたん」の展示、
1階とはすこし品ぞろえが違いますが、おみやげショップがあります。
また女性用トイレは1階と2階にありますので、
ここでトイレをすませておくとよいでしょう。
電通四季劇場「海」での注意点
今回同行した友だちが、初四季だったので、
「そうか、初めての人はこういうこと知らないよね」
と気が付いたことを、まとめておきます。
ペットボトルのお茶などは、劇場の一つ下の階のセブンイレブンで購入しましょう。
客席内は、開演前や休憩時も飲食禁止です。ロビーでは飲食できます。
アメは、包み紙の音を立てないようにすれば上演中でも口にして大丈夫です。
客席内は、開演前や休憩時も撮影禁止です。自撮りもダメです。
トイレは、休憩時間中は混むので、開演前に入っておくのがおすすめ。
休憩時間中は、劇場の一つ下の階のトイレが使いやすいと思います。
休憩時間に劇場の外に出る場合は、入り口で四季のスタッフさんに紙の再入場券をもらってください。
おみやげショップは、時間がたつほど混みます。買うなら入場したらすぐに、がおすすめ。
特に学生団体などと当たると、すごいです。
本当は、開場したらすぐに入って、最初に買い物をしてしまうのがいいのですが、
こういうツアーだと到着時間が開場の5分後だったりして、出遅れているんですよね。
もしも、買えなかったら、劇団四季のウェブショップや、
ディノスでも一部のグッズを販売しています。
プログラムはおみやげショップとは別に売っています。こちらはそんなに混みません。
劇団四季はどの作品でも、他のプロダクションよりもカーテンコールの回数が多い傾向があります。
「アラジン」の場合、ジーニーが1人で舞台に残って緞帳をおろすまではカーテンコールをやります。
どうしても時間がない場合は、演者さんが舞台に出ていないタイミングで客席から出るの一応マナーかと思います。
また、「アラジン」はたいていの場合は、カーテンコールは客席がスタンディングになります。
カーテンコールも撮影禁止です!
まとめ
劇団四季の舞台を一度も観たことがなく、チケットの買い方もよくわからない、
という人は、
もしお持ちのクレジットカード会社からTASAKIショッピングツアーの案内が来て、
「いい機会だからアラジン観てみようかしら」と思うなら
お値段的に損はありません。
TASAKIの商品は決して安くはないので、
本当に「ほしい!」と思わなければ
買わなくて大丈夫です。
一応は「気に入ったものがあったら買う」という風にしているのが礼儀でもあるし、
お互いに幸せだとは思います。
もちろん、売れるのがTASAKI的には一番うれしいと思いますが、
普段、お店に足を運ぶことがないお客さんに、これを機会にハードルを下げる、という
意味もあるはずです。
他の方のブログなども読みましたが、当たり前ですが、営業さんのタイプはそれぞれ違い、けっこうゴリゴリな人もいるみたいですね。
お1人参加の方もいましたが、
1人だと、TASAKIでの営業担当者が付いてくるショッピングと、ランチが、やや気詰まりかもしれません。
観劇の方は、舞台が始まったら別に周りとしゃべるわけではないので問題ないと思います。
ランチは、上にも書きましたが現在の価格設定ではそれなりにコストを削っていると思われるので、あまり期待はできないかも。
もちろん好みはありますし、今後改善されるかもしれませんが。
夜公演で行く場合は、ニューオータニのなだ万、と書いてあり、そちらの方が無難でおいしそうだな、と思いました。
席は、サイドブロックS席ですが選べないので、
上手の端の方だったりするとちょっと見にくいかもしれません。
でも見切れがあるような席ではないですし、前方席なので舞台が近くて、
オフマイクのセリフまでしっかり聞こえるので楽しめると思います。
朝早くからなのでちょっと疲れましたが
舞台が良かったので、満足しました。
参考になれば幸いです!