レシピ・料理

ジップロックの食品用密閉袋でごはんは炊けません



以前、テレビ番組「この差ってなんですか?」で食品用密閉袋でご飯を炊く方法が紹介されましたが、


食品用密閉袋の代表的なブランド、ジップロックの食品用密閉袋ではご飯は炊けませんし、ジップロックの製品だけではなく、AEONのトップバリュでもなんでも、ほとんどのジッパー付き食品用密閉袋ではご飯を炊けません!


メーカー側で、「湯せん加熱はできない」としているためです。


※「ジップロック製品」の中でも、電子レンジ調理ができる密閉容器を使って電子レンジ加熱でご飯を炊くのは大丈夫です


⇒「ジッパー付き食品用密閉袋で湯せんでごはん炊くのはNG」というばかりでは片手落ちなので、「アイラップ」でごはんを炊いた記事をまとめました。


ジッパー付き食品用密閉袋を使ったご飯の炊き方とは?


まず、紹介されたご飯の炊き方を確認しましょう。

【準備するもの】

食品保存用密閉袋 1枚
お米     1合
水      200cc

鍋、水、火元


※2合よりも多く炊く場合は、
1合ずつ別の袋にします。


【ごはんの炊き方】

米を洗って水を切り、食品保存用密閉袋に洗った米と分量の水を入れ、


すこしだけ空気を残して口を閉じ、
沸騰しているお湯の中で20分間湯せんします。



このやり方をテレビで見た人が、
家でやろうと思ったかどうかは分かりませんが、


「キャンプや災害の時に便利だな」


と思った方は、多かったのではないかと思います。
(紹介したのがNPO法人東京都キャンプ協会 副理事長の方でしたし)


ですが、


ジップロックって、樹脂製の袋ですよね?


耐熱温度は大丈夫なのでしょうか?


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ジップロックの冷凍保存袋の耐熱温度は?


ジップロック社の製品の裏書きを見ると
電子レンジ、オーブン、グリル、
オーブントースター、直火、
鍋などでの煮沸や湯せんには使用しないでください。



と書かれています。

zipplock

そして、製品情報を見ると、耐冷温度は-70℃とありますが、耐熱温度は記載されていません。


zipplock-1

そこで、旭化成の公式サイトでジップロックの商品情報を見たところ


  • 耐熱温度は、お手軽パックを除いて約100℃

  • 直火に掛けた鍋に入れての湯せんはできない(鍋に触れた部分が100℃を超える可能性があるため)


とありました。


製造会社が、「こういう使い方をしないでください」
と言っている使い方で、口に入れるものを料理するのはやめたほうがよいでしょう。


普通にご飯を炊くのなら、お湯は100℃を超えませんので、運よく袋が溶けることはないかもしれませんが、
鍋肌に触れると袋が溶けて穴が開くことがあります。


炊き込みご飯で、鶏肉や油揚げなど、
油分のあるものを入れて加熱すると、中身の温度が100℃を超える可能性があり、
さらにリスクが高くなります。


でも番組では、油分を含んだ、炊き込みご飯やカレーも密閉袋で作れる、と紹介していましたね。


電子レンジ調理も注意が必要


旭化成プロダクツのホームページでは、


「電子レンジ加熱できますか?」


という質問に対して


加熱を想定した製品ではありません。電子レンジ加熱にはご使用いただけません。
「フリーザーバッグ」、「イージージッパー®」、「スタンディングバッグ」はレンジで解凍までお使いいただけますが、油分の多い食品は耐熱温度を超えることがありますので、レンジでは解凍しないでください。



と回答していますから、解凍以上の、電子レンジ調理をするのはさけたほうがよさそう。


湯せんでご飯を炊ける・料理ができるポリ袋「アイラップ」


湯せんでの調理に使えるのは、高密度ポリエチレン(HDPE)の袋や、複合ナイロンの袋です。


見た目の特徴は半透明で薄手でシャカシャカしています。


この「アイラップ」などは、商品パッケージに、「湯せんボイル」と書いてあります。


いちおう、amazonのリンクにしてありますが、amazonで買うと値段が高くてアホらしいので、ヨドバシ.comのほうがいいですよ、送料無料だし。
あとは、ドンキホーテで売っていることが多いです。


電子レンジで使うときには、破裂を防ぐために密閉してはいけないのですが、湯せんなら口を閉じて良いそうです。

※アイラップも、直火にかけて沸騰させ続けるような使い方は本来のものではないそうですが災害時など、鍋肌に袋が触れないようにして炊くのは自己責任で、ということでした。

湯せんできるポリ袋「アイラップ」でご飯を炊く方法【災害時にも】以前書いた、ジップロックなどのジッパー付き冷凍保存袋で湯せんでご飯を炊くのはダメ、という記事がよく読まれているようです。 記事...


実は耐熱温度が高い密閉袋があるのでは・・・?


番組では、「ジップロック」と言ったわけではなく、食品保存用の密閉袋、といっただけなので、


ジップロックではなく、耐熱温度が高い食品用密閉袋がもしかしたらあるのかも?


と探してみたら、


見つかりました!


素材はポリプロピレンで耐熱温度100~140℃となっています。


アイラップの製品にも、ジッパー付きのタイプがあるよう。


ジップロックのコンテナー保存容器でご飯を炊くことはできる?


ところで、ジップロックには、密閉袋ではなく、コンテナータイプの保存容器があります。
このコンテナーを使って電子レンジでご飯を炊く、という情報もネット上には多くあります。


コンテナ―タイプの場合は、電子レンジ調理が可能、となっていますのでこちらは大丈夫そうですが、


蓋をぴったりしめてはいけない、という点と容器と炊くごはんの量に注意が必要です。


でも電子レンジを使ったからといって、すごく早く炊けるわけではなく、
炊くのに12分、蒸らすのに10分くらいはかかるので、


1/2カップなど、ごく少量をどうしても炊きたい、という場合は、あまり必要ないのかなーという気がします。


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ジップロックでごはんを炊くのは危険!やっちゃだめ。 まとめ


同じ湯せん調理でも、低温調理法の鯖の味噌煮のように、65℃以上に温度を上げない方法であれば、沸騰させないように気を付けていれば、ジッパー付き冷凍保存袋でも大丈夫かもしれませんし、直接鍋に袋が触れないように皿を敷くなどの方法もありますが、


ご飯を炊く場合は、ずっと沸騰したお湯につけておきますので、ジップロックなどの食品保存袋は使わないほうがいいです。


気を付けてくださいね。