フレンチトーストのパンを卵液に浸すとき、
アイラップ(岩谷マテリアル製食品用ポリ袋を使うと、短時間でパンがヒタヒタになります。
バットだと途中でひっくり返さなければならないけれど
アイラップの中の空気を抜くようにして口をねじっておくと両面、しっかり卵液が回ります。
どうしてフレンチトースト作りにアイラップがいいの?
ジッパー付き食品保存袋(ジップロックなど)でも、
空気を抜いて口を閉じれば同じような効果がありますが、
アイラップはジッパー付き保存袋より安い。
AEONで買うと(2020年4月現在)
アイラップ | 60枚入り128円(約2円/枚) |
トップバリュジッパーバッグMサイズ | 16枚入り158円(約9円/枚) |
トップバリュジッパーバッグLサイズ | 12枚入り158円(約13円/枚) |
と、いう値段です。アイラップはまあまあ、調理に使ったら1回で捨てても惜しくない価格だと思います。
また、中に卵液が入った状態で、できるだけ空気を抜く時、口がジッパーになっている袋よりも、普通の袋タイプの方が扱いやすいです。
「アイラップじゃない普通のポリ袋ではだめなの?」
スーパーの、持ち帰り用の袋みたいなポリ袋でもできなくはないです。
ただ、アイラップは厚みが0.009㎜あり、
食品用ポリ袋として販売されている他のポリエチレン袋よりもしっかりしていて、時間がない時に、袋の外からパンに卵液をもみ込んでも破れにくい。
また、今回のフレンチトーストではアイラップに食材を入れたままで加熱しませんが、
耐熱温度が120℃あって、湯せんや電子レンジ仕様ができるので、サラダチキンや鶏ハムを作ることもできます。
アイラップは使い道が幅広いですから、今まで使ったことがない方はぜひ試してみてほしいです。
- 冷凍からレンチン・湯せんまで可能
- 扱いやすくて丈夫な厚み0.0009mm
- 漬け込みや料理・食材の保存に使えば洗い物が減る
アイラップを使ったフレンチトーストの作り方
さて前置きが長くなりましたが、ここから、フレンチトーストの作り方です。
材料と用意するもの
- フレンチトーストにするパン
- 卵
- 牛乳
- 砂糖
- バター
調理道具として、アイラップ、フライパン
卵液の量は、
6枚切りの角食パン2枚で、卵1個、牛乳150㏄、砂糖大さじ1
を目安に。
写真のパンは「俺のベーカリー」の山型の食パン5枚切りで、普通の角食6枚切り1枚よりも大きいので、3/4枚を、
卵1/2個、牛乳75㏄、砂糖小さじ1くらいにつけることにしました。
作り方
1.アイラップに、卵、牛乳、砂糖を入れます。
卵や牛乳をアイラップに入れるときには、カフェオレボウルなどにアイラップをかぶせておくとラクです。
2.アイラップの口が開かないように片手で持って、反対の手で袋の外からもみ込んで、卵・牛乳・砂糖を混ぜます。
卵の白身の塊があるとパン生地に吸い込まれないので、よーく混ぜます。
3.パンをアイラップに入れます。
袋の中から空気を抜くように口を絞って軽く結んでおきます。
時間があるときにはそのまま20分程度置くとしっかり浸みこみます。
時間がなければ、手のひらで挟むようにして袋の外側から何℃が押すと卵液が浸みこみます。
4.フライパンにバター適量を置いて弱火にかけます。
アイラップからパンを取り出してフライパンに並べます。
パンを取り出した後のアイラップ。
卵液は全部吸収されていますね。
使い終わったアイラップは結んで捨てます。
5.弱火で両面これくらいの焼き色が付いたら、5枚切りのパンの厚みなら中まで温かくなっていますのでできあがりです。
6.お皿に盛り付けます。
好みでメープルシロップをかけたり、アイスクリームを添えたりしましょう。
断面を見ると、
ちゃんと、中まで卵液が浸みています。
フレンチトースト作りにアイラップがおすすめ・まとめ
フレンチトースト作りにアイラップを使うメリットは
- 卵液が短時間でパンに浸みやすい
- 洗い物(バットや、卵液を混ぜるときに使う箸など)が減る
という2点です。
しっかり、卵液をしみこませるには、
- 卵をよく溶く(アイラップの外から指の腹でつぶすようにもむ)
- パンを入れたら空気を抜くようにして口を閉じる
- 時間がないときにはアイラップの外からパンを押す
のがコツです。