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汗荒れの対策とは・市販薬や化粧品は効果ある?

読了までの目安時間:約 7分

あせもと間違えやすい汗荒れの症状や、
自分でできる対策、
市販薬についてまとめました。

※セルフケアで症状が良くならない場合は皮膚科
を受診し、治療を受けることをお勧めします。


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汗荒れとは?


汗荒れとは、
汗に含まれる塩分やアンモニアなどによって
肌が起こす炎症で接触性皮膚炎の一種です。


よく見られる症状は


  • 皮膚が赤くなる

  • ザラザラ荒れた感じになる

  • 細かい湿疹ができる

  • かゆみ

  • ピリピリ感



といったものです。


これってあせもじゃないの?
と思う人もいるかもしれませんが、


たしかに、
紅色汗疹(こうしょくかんしん)という種類のあせもに
症状がよく似ています。


あせもは、汗が溜まりやすい場所で汗管(かんかん)が
詰まって、周りの組織に水分があふれ出し、
水ぶくれや炎症が起きている状態です。


それに対して、
汗荒れは、皮膚の表面が炎症を起こしている状態。


ですから、この2つは別のもので、
NHK「あさイチ」で取材に答えていた
皮膚科医は、


あせもだといって受診する人の8割が汗荒れ


とコメントしていました。


汗荒れなのに、あせもだと思い込んで
ケアしている人も多い、とうことですね。


汗荒れから一年中続く皮膚炎になることも


あせもの場合、夏の間は症状があっても
汗をかきにくい季節になるといつの間にか治ってしまうことも
よくあります。


しかし、汗荒れは


かゆみで皮膚を掻くことで二次的に
掻破性湿疹を起こして悪化し、
何ヵ月も、人によっては何年も、


皮膚炎の症状が
続くことがあります。


汗荒れの対策は?


汗荒れの基本的な対策は


炎症の原因となっている汗をまめにふき取ることと
乾燥対策=保湿です。


意外かもしれませんが、
汗荒れを起こしている皮膚は
角質層が乾燥してバリア機能が壊れています。


【汗荒れ対策】

1.こまめに汗を拭きとる
水分だけを吸い取ると汗の成分が皮膚に残るので、
やわらかい素材のガーゼタオルなどを水で絞って
優しくふき取る


2.可能であればシャワーを浴びて汗を流す


3.保湿効果の高い低刺激の化粧品で保湿する

小林製薬のヒフミド
のように
天然型セラミドを含み、低刺激のものがお勧めです。
※ヒフミドの成分はリンク先にすべて掲載されています。
※合う、合わないには個人差があります。





【やってはいけないこと】

1.石鹸でゴシゴシ洗う


2.汗ふきシートで拭く
汗ふきシートはアルコールや防腐剤が刺激になるので
汗荒れの箇所には使わない


※ワセリン、ベビーパウダーの使用については
こちらの記事をご覧ください。





汗荒れは市販薬で治せる?


汗荒れになっている箇所は


  • 皮膚のバリア機能が壊れている

  • 汗の中の塩分・アンモニアで炎症が起きている

  • かゆみで掻くことによって炎症が起きている



という状態であることが考えられます。


皮膚科で診察を受けた場合、
汗荒れの炎症がひどければ、
弱いステロイド剤が処方されることが多いようです


市販薬の場合は、薬局で相談すると、
抗炎症作用があるステロイドと
抗菌作用がある成分が含まれた薬を教えてくれると思います。


ジョンソンアンドジョンソンの
テラ・コートリル軟膏などですね。


ただし、


赤味があってザラザラする、
かゆみがある


といった症状があって、
汗荒れだと思っていても
そうではない場合もあります。



マラセチア毛包炎という、
真菌(カビの一種)が原因の皮膚炎の場合、
ステロイド剤をつかうと 免疫反応が抑制されるので、
炎症がひどくなります。



テラ・コートリル軟膏などは、
ステロイドの免疫反応作用によって化膿したりしないように
抗菌剤が配合されていますが、
抗菌剤は、真菌には効果がないんです。


自己判断でステロイド剤を使うのは
そうしたリスクがあります。


炎症がそれほどひどくない場合は、
保湿効果の高い外用薬や医薬部外品、化粧品を使うことで
汗荒れがよくなることもあります。


皮膚科でも、保湿剤のヒルドイドが出されることも
あるようですが、
ヒルドイドは市販薬ではないので、


市販薬の中では、
ヘパリン類似物の薬がそれに相当します。


保湿するだけではなかなかかゆみはとれないこともありますので、


ヘパソフト 薬用 顔ローション 100g (医薬部外品)のように抗炎症剤が配合されたものが
よいかもしれません。


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汗荒れの対策とは・市販薬や化粧品は効果ある?まとめ


汗荒れは汗の成分による皮膚表面の炎症で
あせもとは違うものです。


かゆみで掻くことで長引く皮膚炎になることもあるので
はやめの対策が必要になります。


基本は、汗を肌に残さないことと、
保湿。


市販薬では、炎症には弱いステロイド剤が有効なのですが
他の皮膚炎である場合、逆効果になることも。


保湿効果の高いヘパリン類似物は比較的安全に使えますが、
症状が強い場合は皮膚科を受診しましょう。


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