ホーム » 健康 » 熱中症を予防できる食べもの・飲みものって?塩分補給は必要ない?

熱中症を予防できる食べもの・飲みものって?塩分補給は必要ない?

読了までの目安時間:約 7分

熱中症を予防することができる
食べもの・飲みものとは?


スポンサードリンク



熱中症とは?



最近毎年夏が暑く、日本も熱帯性気候に
なっているようにすら感じられますが、
熱中症になる人の数は実際に2010年以降増えているそうです。


熱中症とは
高温多湿の状態によって、体熱が放出されにくくなり、
体内の水分と塩分のバランスが崩れたり、
自律神経がうまく働かなくなってしまう状態をいいます。


熱中症の予防


熱中症を予防するには、


耐熱放出がしにくくなるような
炎天下、高温多湿、無風
の環境に長時間いない、


ということの他、


毎日の食事、
運動や暑い場所で活動するときの食べもの飲み物
でも防ぐことができます。


熱中症と塩分補給


最近では、運動で汗をかいても必要なミネラルは再吸収されており、
経表皮水分蒸散(目に見えない形で水分が皮膚から出ていくこと)では
失われているのは水分だけなので


熱中症対策に塩分の補給は不要


という意見がテレビの健康番組などでもかなり紹介されています。


ただ、汗をかきなれていない人が
環境や運動などの条件によって、一度汗をかき始めると
ミネラル分を多く含んだ汗を大量にかいてしまう
ので、


バランスが取れた状態でのミネラル類を補給することも
大切です。


仮に、不要なミネラルを摂ったとしても
ナトリウムだけ(代表的なものは食卓塩)ではなく
ナトリウムとカリウムのバランスがとれていれば
不要なミネラルは汗や尿から排出されます。


熱中症に有効な食べもの・飲みもの


熱中症予防に有効な食べもの・飲みものは


  • 夏野菜などのカリウムが豊富なもの

  • 味噌汁(具は夏野菜がよい)

  • 牛乳

  • 梅干し



などです。


その理由をひとつひとつみていきましょう。


カリウムが豊富な夏野菜


カリウムはナトリウムとともに働いて
細胞の浸透圧のバランスをとっています。


また、筋肉の収縮や
利尿作用によって腎臓から老廃物の排出を促す、


過剰になった塩分(ナトリウム)を排出させる
作用


などがあります。


汗を大量にかくと、
塩分(ナトリウム)と同時にカリウムも排泄され
細胞の浸透圧のバランスが崩れ、
場合によっては細胞内脱水を起こすこともあります。


カリウムは小豆、そら豆、いんげん豆などの豆類、
さつまいも、アボカド、バナナなどに多く含まれていますが、


きゅうり、ナス、トマト、スイカ、メロン、冬瓜など、
夏を代表する野菜・果物にも多く


旬のものを食べるのが、
季節に合わせた体つくりのためには
やはり必要なんですね。

夏野菜

みそ汁


みそ汁は体液と同じような塩分バランスなので、
汗をかきやすい夏にはぴったりの汁物です。


味噌には塩分(ナトリウム)の他
マグネシウムも多く含まれます。


マグネシウムは神経伝達や、血圧のコントロール、
カルシウムの代謝にかかわっており、


熱中症による脱水状態と
マグネシウム不足が重なると、
心筋梗塞や脳梗塞につながることもあります。


みそ汁のほかには、アオサ(海藻)、
アーモンドもマグネシウムが豊富な食べ物です。


みそ汁の具には、カリウムが豊富な
あおさ、冬瓜、ナスなどを選ぶとさらによいですね。


牛乳


運動した後の飲み物は牛乳がおすすめ。


運動の直後、肝臓ではアルブミンというたんぱく質の
合成が進みます。
このタイミングで牛乳に含まれる乳蛋白を摂ると
アルブミンの合成が促進されます。


できあがったアルブミンが血液に中に放出されると
血液が「濃い」状態になります。


血液が濃くなったときには


成分を血管外に出す

水分を血管内に引き込む



のどちらかによって、血液の濃度を調節します。


アルブミンは分子が大きく、血管の外に
出にくいので、血管の中に水分が入ってきて血液を
薄め、そのために血流量が増えます。


血流量が増えると、汗をかきやすくなったり
熱放散をしやすくなったりして
体の中に熱がこもりにくくなるのです。



乳糖不耐症で牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする、
という人は
アミン酸飲料などでもOKです。


梅干し


梅干しには、


漬け塩に含まれるナトリウムのみではなく、
もともと梅に含まれている、
カリウム、リン、カルシウム、マグネシウムを
バランスよく摂ることができます。


また、梅の酸っぱさはクエン酸によるものです。


クエン酸を取ると、
体内でブドウ糖をエネルギーに変えるクエン酸サイクル
の働きが活発になり、代謝が良くなる
ので、


熱を放出しやすくなり、
疲労感やだるさの解消にもなります。



スポンサードリンク


熱中症を予防できる食べもの・飲みものって?塩分補給は必要ない? まとめ


熱中症を予防できる食べ物は、


夏野菜などのカリウムが豊富なもの


ミネラルバランスがよいみそ汁


運動後のたんぱく質摂取によい牛乳


ミネラルとクエン酸を同時に摂れる梅干し


などです。


塩分補給は必ずしも必要ない、という意見も正しいのですが、
実際に必要かどうかはかなりケースバイケースなので


ナトリウム・カリウムのバランスが取れた状態での
塩分補給を適度にしておくのがよさそうです。


参考にしてみてください。


スポンサードリンク


 

関連記事
Categories