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長男長女はアレルギーになりやすい?赤ちゃんのアレルギー発症を防ぐには?

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サウスカロライナ大学の研究チームがで、
長男長女=第1子にアレルギー疾患が多い理由を
米国胸部学会に発表し、日本でもニュースに取り上げられました。

長男長女がアレルギーを起こしやすい体質だとして、アレルギー症状が出ることを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?


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第1子にアレルギーが多い理由とは?


サウスカロライナ大学の研究チームは、
新生児約1200人の臍帯血の中の、免疫グロブリンE(IgE)と呼ばれる抗体の量を調べました。


IgEはアレルギー反応を起こす因子の一つで多いほどアレルギーを起こしやすいことになります。


調査の結果、第1子は、第2子、第3子などよりIgEのレベルが高い傾向にありました。
しかし、なぜ、第1子にIgEが多くなるのか、という理由は明らかにされていません。


最初の子にアレルギーが多い、ということは、これまで日本でも経験的に言われていましたし、
2011年に滋賀県立保健センター小児科部長の楠隆医師がアメリカの学会で報告した、
約13000人の保護者からのアンケート結果でも、第1子にアレルギーが多い、となっています。


赤ちゃんのアレルギー発症を防ぐには?


長男長女にアレルギーが起こりやすい、という傾向が分かっても、
IgEが多くなることを防ぐ方法が不明なので、その傾向自体を変えることは現時点では不可能です。


では、何も打つ手がないのか、というとそんなことはありません、


最近注目されているのは、「皮膚のバリア機能」です。


肌には外界からの異物の侵入を防ぐ役割があります。
その皮膚が乾燥したり荒れていたりすると、バリア機能が低下し、アレルギーの原因物質が皮膚からも体内に侵入して、
それがアレルギー症状を起こす原因となります。


昭和大学医学部講師の今井孝成先生によると、
赤ちゃんの頃に皮膚を保湿することでアレルギーを抑えることができる、といいます。


赤ちゃんが生後6か月くらいになるまでを目安に全身の保湿をする事で
アトピー性皮膚炎の発症を3割以上抑えられる事がわかっているそうです。


赤ちゃんのころに起こしやすいのは
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーですが、
1才になるまでにこの2つを発症すると、その後喘息、小学生以降は花粉症、とアレルギーマーチ、といわれる状態になりやすいので赤ちゃんのころにしっかり皮膚の保湿をして、アトピー性皮膚炎を起こさせないことが大切。


赤ちゃんの保湿ケアのおすすめはこちらの記事を参照してください。

「生後6ヶ月までの保湿ケアでアレルギーを予防する・赤ちゃんにおすすめの保湿ケア用品は?」

皮膚炎や湿疹が出てしまったら?


最近、赤ちゃんがいるママの情報サイト「赤すぐ」に掲載された、
「赤ちゃんの肌荒れの処方箋薬を敬遠していたら、乳製品アレルギーを起こし、医師から『お母さんの責任です』と叱られた」という体験談が掲載されて、反響を呼んでいます。


その記事に対して解説、アドバイスしている、小児科医の森やすみ先生によると、
自己判断で処方箋薬を使わなかったり減らしたりするのは危険、
処方された薬や治療法に疑問があったら、その場でその医師に確認しましょう、とのこと。



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また、脱ステなど、ステロイドの怖さが強調されるような情報が増えたためか、
自然育児に関心があるような方だけではなく、
一般のママたちにも「ステロイドはこわい」という印象が広まっていますが、


ステロイド外用薬(ぬり薬)は、
いつ塗るか(タイミング)、どの範囲に塗るか、1日に何回塗るか(頻度)を医師の指示にしたがいます。



長男長女はアレルギーになりやすい?赤ちゃんのアレルギー発症を防ぐには? まとめ


赤ちゃんの乾燥肌や肌荒れがあると、
離乳食を食べ始めたころに口の周りや手についた食べ物が皮膚を通して入り、
それがアレルギーの一因になる、とも言われています。


また、赤ちゃんだけではなく大人も、顔の肌荒れ、手荒れから食物アレルギーを引き起こすことがあるそうですから、
冬で乾燥しているから、水仕事をしているか、というタイプの荒れではないな、と感じたら皮膚科を受診した方がよいですね。


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