ホーム » 健康 » スギだけじゃない・果物アレルギーの原因にもなるハンノキ花粉症

スギだけじゃない・果物アレルギーの原因にもなるハンノキ花粉症

読了までの目安時間:約 6分

春先の花粉症、といえば
スギ花粉症、と思いますが、
そのほかにも、花粉症の原因となる木があります。


ハンノキの仲間の木の花粉症は
期間が長く、


口腔アレルギー症候群にも関係しているので、
注意が必要です。


スポンサードリンク


ハンノキとは?


ハンノキは、
ブナ目カバノキ科に属する樹木です。


カバノキ科の中では


ハンノキ属:ハンノキ
カバノキ属:シラカンバ(シラカバ)、オオバヤシャブシ



が代表的な身近な樹木です。


ブナ目ブナ科は

ブナ属:ブナ
コナラ属:コナラ、クヌギ、シラカシ
シイ属:スダジイ(いわゆる椎の木)


など、「どんぐりの木」のことです。


ハンノキの仲間の花粉症


ハンノキの仲間の樹木の中で
主に花粉症の原因となっているのは、
ハンノキ、シラカンバです。


どんぐりの木の仲間では
コナラ属の、コナラ・クヌギ・シラカシは
風媒花(風によって花粉をめしべに運ぶ)であるであるため
風によって花粉が飛散し、花粉症の原因になりやすいと
されています。


※虫媒花(虫によって花粉を運ぶ)であるクリ属などの
花粉症もあります。


花粉症が起こる時期は、


ハンノキは1月~
シラカンバが6月ごろまで、
また、コナラ属の花粉症は4月~5月


となっていますので、


複数の樹木の花粉症がある人は
半年近く花粉症症状が出ることもあります。


ハンノキ、シラカンバ、オオバヤシャブシ、
コナラ族の花粉症の症状は
スギ花粉症と同じ、


鼻水、くしゃみ、目のかゆみですが、


ハンノキ、シラカバ、オオバヤシャブシなどの
カバノキ科花粉症がある人の中には、


果物が原因となる口腔内アレルギー症候群(OAS)を
起こす人がいます。


口腔内アレルギー症候群(OAS)とは


口腔内アレルギー症候群は、
多くの場合、


特定のものを食べた後15分以内に、
口の中、のど、唇のかゆみ・ピリピリ感などの
症状が起こります。


そのほか、下痢、腹痛、じんましん、喘息などの
症状が出ることもあり、


稀にですが、アナフィキラシーショックを起こすことも
ありますので、注意が必要です。




タレントの東貴博さんは、
もともとは桃が大好きでビールのアテにするほどでしたが、
ある日、桃を食べた後で
顔や口の中が腫れ、救急搬送されたことがあるそうです。


ハンノキ花粉症と口腔内アレルギーの関係は?


ハンノキの仲間の花粉のたんぱく質(アレルゲン)と
一部の果物、ナッツが持つたんぱく質の構造が似ているため、


ハンノキの仲間の花粉に反応するIgE(免疫グロブリンE)を
持っている人は
果物やナッツにもアレルギー反応を起こすことがあります。


どの樹木の花粉症があると、この食べもののアレルギーになることがある、
という細かいリストがありますが、

http://www.phadia.com/ja/5/allergy/pollen/1/



リンゴ、モモ、さくらんぼなどのバラ科の果物、カキ、キウイ、
マンゴー、メロン、
人参などセリ科の野菜、
トマトなどナス科の野菜、
アボカド、
ヘーゼルナッツ


などが口腔内アレルギー症候群を起こしやすいとされています。


果物は、生ではなく加熱すると大丈夫、
加工品では大丈夫、
ということもありますが、反応には個人差があります。


原因となるアレルゲンを調べるには?


花粉症状のもととなっている花粉の種類や


口腔内アレルギーの原因となる食べものを特定するには
血液中のIgE抗体を測定する「特異IgE検査」などの
アレルギー検査を受ける必要があります。



スポンサードリンク


スギだけじゃない・果物アレルギーの原因にもなるハンノキ花粉症 まとめ


今までスギの木がない北海道は花粉症が無い、などと
言われてきましたが、


シラカンバアレルギーの人は
北海道でも花粉症になります。


また、樹木の花粉症があると、


同じ構造のたんぱく質を持った
果物などを食べたときに
口腔アレルギー症候群を起こすこともあります。


何が原因かは、病院で検査を受けないと特定はできません。


自己診断では、制限する必要がない食べ物を制限してしまったり、
その逆に、避けるべきものを気が付かないで食べてしまうことも
ありますよね。


スポンサードリンク


 

この記事に関連する記事一覧

人気の記事

まだデータがありません。

Categories